SBクリエイティブ

一流の人がやる気を高める10の方法

中野 ジェームズ 修一:著者

目標は高く掲げるな! 成功確率50%にチャレンジして、成功体験を積み重ねよ。
心理学をベースに一人ひとりにあった”続けられる”トレーニングメソッドを提案しているフィジカルトレーナーの中野ジェームズ修一さん。彼が主宰するモチベーションアカデミーには、フィットネス関係者だけではなく、ビジネス関係者からの受講依頼が多い。一人ひとりに合ったやり方でやる気を引き出して、新しいことにチャンレジし続けて結果を出すという点では、フィジカルトレーニングもビジネスも同じ。スポーツの世界では、結果を出すためのパーソナルトレーニングが当たり前になりつつあるが、ビジネスの世界ではまだまだ。そこで心理学を生かしたフィットネスのパーソナルトレーニング、コーチングメソッドをビジネスに応用。仕事力を鍛えるノウハウを初公開する。

第1章 やみくもに物事を始めない
─何かを始める前には目標(ターゲット)を定める
◎─やる気の正体を知る
◎─動因を見つけだす
◎─大きい動因を細かくする
◎─「なぜ? 何のために?」で動因を噛み砕く
◎─順位をつけて優先度の高いものから取りかかる
◎─ワーク・ライフ・バランスにも配慮する
◎─動因を見直す
◎─「このままでいい」も動因である
◎─部下の動因を聞き出す
◎─動因を話しやすい環境作り
◎─動因を聞き出すテクニック
◎─命題的知識で誘因を提示する

第2章 高すぎる(低すぎる)目標を掲げない
─できる見込み50%の目標を立てる
◎─高すぎる目標を掲げない
◎─高すぎる目標を掲げる性格を知る
◎─フィフティフィフティの目標を立てる
◎─跳び箱の原理
◎─不安を無理に抑えつけない
◎─フィフティフィフティのレベルを上げる
◎─内部知覚は毎日変わる
◎─新しい分野に挑む

第3章 有言実行する
─目標をかなえる方法や手段を周りに伝える
◎─強い「be」のための内発的誘導
◎─強い「be」のための外発的誘導
◎─外発的誘導が内発的誘導を助ける
◎─アイスブレイク法で問題を噛み砕く
◎─動因をたくさん伝えておく
◎─動因を伝え合う組織環境を作る
◎─ポジティブストロークの活用
◎─ノーストロークがもっとも良くない
◎─失敗を動因、誘因に生かしていく

第4章 一度サボってもそこであきらめない
─人がサボるのは当たり前、何度でもチャレンジすればいい
◎─二者択一ではない
◎─サボるのを当たり前だと思う
◎─逆戻りを肯定する

第5章 ストレスをコントロールする
─ストレスの対処法を知る
◎─ストレスの正体を知る
◎─ストレッサーへの感受性には個人差がある
◎─ストレスの緩和要因とは?
◎─自己破壊に至る前に対処する
◎─ストレスがカラダに及ぼす影響
◎─肩こり、腰痛の7割はストレス性
◎─ストレスがカラダに出る人と心に出る人がいる
◎─ストレスコーピング10則
◎─ストレッサーに対する働きかけ
◎─ストレスに対する働きかけ
◎─運動や趣味でストレスを忘れる
◎─アルコールや過食ではストレス解消にならない

第6章 「~ねばならない」をやめる
─行動パターンを修正する
◎─タイプAとは何か?
◎─タイプAを判定する
◎─タイプAが心臓に悪い理由
◎─交感神経の暴走が突然死を招く
◎─交感神経と副交感神経のバランスをチェックする
◎─親の養育態度がタイプAを作る
◎─タイプAは時間がゆっくり流れている
◎─タイプAを修正する
◎─タイプA行動の修正エクササイズ
◎─曜日別トレーニングによる修正

第7章 失敗ではなく成功にこだわる
─成功体験をカウントして体に刷り込む
◎─他者には三つのタイプがある
◎─中間的な他者が羞恥心を呼び起こす
◎─中間的な他者を親密な他者に近づける
◎─中間的な他者を無関係な他者に近づける
◎─失敗によるやる気の低下を避ける
◎─成功体験を記録する
◎─物事を否定的に捉えやすい性格がある

第8章 目標を段階的に引き上げる
─自分を変えるステージモデル
◎─行動変容におけるステージモデル
◎─他人と過去は変えられない
◎─段階的に目標水準を上げていく
◎─無関心期から関心期に向かわせる方法

第9章 すべての人に認めてもらおうとしない
─自分にとって権威のある人だけに認めてもらえばいい
◎─セルフエフィカシーを構成する4要素
◎─権威ある人から認めてもらう
◎─集中力は続かないのが当たり前
◎─あえて集中しない時間を作る

第10章 自分をライバルとする
─ポジティブトーキングでやる気を高める
◎─動機づけとは何か
◎─外発的動機づけの1stステップ
◎─外発的動機づけの2ndステップ
◎─外発的動機づけの3rdステップ
◎─外発的動機づけと内発的動機づけ
◎─自我志向タイプと課題志向タイプ
◎─ポジティブシンキングができる人、できない人
◎─ポジティブトーキングで否定的思考を減らす

【中野 ジェームズ 修一】
パーソナルトレーナー/フィットネスモチベーター
「楽しく」「強制しない」「やる気が起きて継続できる」という独自のモチベーションテクニックは、クルム伊達公子選手や福原愛選手などトップアスリートからモデルまで絶大な信頼を得る(予約は2~3年待ち)。フィジカルトレーニングにモチベーション理論を導入した日本初のスポーツトレーナーとしても知られる。その指導法は自身が主宰する「モチベーションアカデミー」でビジネス界にも広げている。『Tarzan』(マガジンハウス)、『FRaU』(講談社)などの雑誌や書籍での監修は250冊を超え、全国での講演活動も年間60本を超える。著書に『バランスボール基本のレッスン』(主婦の友社)、『体が若返る10の生活習慣』『ランニングの作法』(ソフトバンク クリエイティブ)、『頭のいい人のからだの鍛え方』(ポプラ社)など。アメリカスポーツ医学会認定ヘルスフィットネススペシャリスト/日本健康心理学会認定健康心理士/全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会プログラム開発アドバイザー/早稲田大学エクステンションセンター講師/アディダス契約アドバイザリー。
ホームページ:www.sport-motivation.com  www.motivation-academy.com

定価:803円(本体730円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2010年8月17日(火)
  • ISBN:978-4-7973-5942-8
  • サイズ:新書/1色
  • ページ数:200
  • 付録:-

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著者紹介

著者・中野 ジェームズ 修一

PTI認定プロフェッショナルフィジカルトレーナー 米国スポーツ医学会認定運動生理学士 (株)スポーツモチベーション 最高技術責任者 (社)フィジカルトレーナー協会(PTI)代表理事 「理論的かつ結果を出すトレーナー」として数多くのトップアスリートやチームのトレーナーを歴任。特に卓球の福原愛選手やバドミントンのフジカキペア(藤井瑞希選手・垣岩令佳選手)、マラソンの神野大地選手の個人トレーナーとして広く知られている。2014年からは青山学院大学駅伝チームのフィジカル強化も担当。 ランニングなどのパフォーマンスアップや健康維持増進のための講演、執筆など多方面で活躍。近年は超高齢化社会における健康寿命延伸のための啓蒙活動にも注力している。 自身が技術責任者を務める東京神楽坂の会員制パーソナルトレーニング施設「CLUB100」は、無理なく楽しく運動を続けられる施設として、幅広い層から支持を集め活況を呈している。『医師に「運動しなさい」と言われたら最初に読む本』(日経BP)、『青トレ』(徳間書店)などベストセラー多数。

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