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数学ガールの誕生

結城 浩:著者

理想の数学対話を求めて

累計22万部突破の「数学ガール」シリーズは、どのようにして誕生したのか。たくさんの数式が掲載されている高度な内容にもかかわらず、なぜ多くの読者に支持されるのか。その教育的意義とは。著者自らが「数学ガール」の魅力と成功の秘密を明らかにする講演集。

2007年から刊行されている「数学ガール」シリーズは、青春物語と数学をドッキングさせたユニークな読み物です。数式が満載で、高度な数学の内容にもかかわらず、たくさんの読者に支持され、コミック・電子書籍・翻訳も刊行されています。

本書は、シリーズの著者自らが、
・「数学ガール」はどのようにして誕生したか?
・ 「数学ガール」の教育的な意味とは?
・ 企画をどのように考え、どのように執筆しているか?
などについて詳しく解説し、「数学ガール」の魅力と成功の秘密を明らかにします。

大学と勉強会での講演をベースに、大学教授や研究者、編集者とのフリーディスカッションを交え、さまざまな角度から分析がなされています。

シリーズのファンはもちろん、教育関係者、書籍の出版やメディアビジネスに関わる人にとって絶好の一冊です。

【数学ガールシリーズ 好評発売中!】
◆『数学ガール
◆『数学ガール/フェルマーの最終定理
◆『数学ガール/ゲーデルの不完全性定理
◆『数学ガール/乱択アルゴリズム
◆『数学ガール/ガロア理論
◆『数学ガールの秘密ノート/式とグラフ

定価:1,430円(本体1,300円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2013年9月14日(土)
  • ISBN:978-4-7973-7325-7
  • サイズ:四六/1色
  • ページ数:280
  • 付録:-
あなたへ

この本の中には、小学生にもわかるものから、大学生にも難しいものまで、さまざまな問題が出てきます。
登場人物たちの考える道すじは、言葉や図で示されることもありますが、数式を使って語られることもあります。
もしも、数式の意味がよくわからないときには、数式はながめるだけにして、まずは物語を追ってください。テトラちゃんが、あなたと共に歩んでくれるでしょう。
数学が得意な方は、物語だけではなく、ぜひ数式も合わせて追ってください。
そうすれば、物語の奥に隠された別のおもしろさが味わえるでしょう。

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著者紹介

著者・結城 浩

  • web
本を書く生活がおよそ30年。著書はおよそ60冊。プログラミング言語、デザインパターン、暗号、数学などの分野で入門書を執筆。代表作は『数学ガール』『プログラマの数学』『暗号技術入門』『数学文章作法』『Java言語で学ぶデザインパターン入門』など。J.S.バッハの「フーガの技法」が大好きな、プロテスタントのクリスチャン。2014年度日本数学会出版賞受賞。

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