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1000円投資習慣

内藤 忍:著者 / 井上新八:イラスト

めんどくさいことはわからなくても、ほったらかしでも、お金はたまる

老後のこと、将来のこと、何かあったときのことのために、
お金を貯めなければならないことはわかっていても、
なぜか腰が重い、ということもあります。

そんな方のために、今一番安くはじめられて一番貯まる方法を紹介しました。

●日経新聞を読めなくてもお金はためられる
「お金がないから、投資できない」
「投資は面倒そう」
「リスクが大きいので怖い」
「むずかしそう」

と思っていても、
毎月1000円から投資可能な商品があったり、
最初に口座開設すればあとは半年に一度見直すだけ。

また、お金を貯めるのに日経新聞は読めなくてもいいなど、
この投資法でしたら、知識もほぼいりません。

投資の専門家ならではの裏付け・説明もありますので、
満足のいく内容になっています。

●自分に合った投資方法を見つけられる
教育資金をどうするか、
マイホーム返済か投資が先か、
退職金が足りなそう…
など年代によってお金の不安は異なりますが、
こちらで紹介する方法は、いくつかの方法を組み合わせていきますので、
より自分にあった「無理しない」ため方がわかります。

定価:1,320円(本体1,200円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2017年7月29日(土)
  • ISBN:978-4-7973-8070-5
  • サイズ:四六/1色
  • ページ数:224
  • 付録:-
その1000円、将来のために使いませんか?

あなたは、自分のお金をどう管理しているでしょうか。そんな状況で、「銀行にお給料が振り込まれたまま、ほったらかし」という方も多いのではないでしょうか?金融の世界には、「72の法則」というものがあります。 「72÷金利(%)」を計算すれば、その金額が2倍になるまでの、年数がわかるというものです。2017年のメガバンクの普通預金の金利は0・001%ですから、2倍になるまでに、7万2000年かかります。担額が増える、相続税が上がるなど、状況は悪くなる一方のように見えまます。人生100年時代。今のままの状況で、老後、心配なく暮らせるでしょうか。

毎月1000円から投資はできる

本書でご紹介するのは、毎月1000円からはじめられる、普通の人のための投資です。今は毎月100円から積み立てられる商品もありますが、それではなかなか貯まりませんし、投資している気にもなれないでしょう。ちょうどよい金額として1000円です。だからまず、1000円から投資の習慣をつけましょう、というのがこの本です。1000円だったら、まず外食ランチ1回、たばこ2箱をやめれば、すぐに出せる額でしょう。

この本にある投資を行なうことで、次ページのような「お金が貯まらないループ」を解消することができます。将来の資産のめどがつくと、気持ちに余裕が持てます。お金に関する不安からも自由になれます。今後、自分で努力してお金をつくらなくてはならない時代がやってきます。

投資に関する勘違い❶

着実にお金を増やしたいなら、
・リスクがほとんどなくて
・少額からはじめられて(おすすめは1000円。100円から可能!)
・知識も不要で(はっきりいって、日経新聞なんて読まなくていいでしょう)
・手間がかかるのは口座開設のときだけ
 という投資の仕方もあるのです。本書では、その方法を紹介していきます。

投資に関する勘違い❷

今回ご紹介する方法は、「趣味」としての投資ではなく、確実にお金を貯めるための「仕組み」です。1回はじめたら、あとは1年に1回見直すだけ。株価や金利の動きに右往左往しなくてよいので、経済の動きをチェックしたり、日経新聞や投資雑誌を読む必要もないのです。

時間の分散をする

アメリカのバンガードやブリンソンといった会社が、❶資産の配分の方法(日本株に○%、外国の債券に○%といったもの) ❷銘柄の選択(トヨタの株がいいか、日産の株がいいか) ❸投資のタイミングの3つのうち、どの要因でリターンの差が出たかを分析しています。それによると、リターンの大体8割くらいは資産配分の方法によって決まり、どの銘柄を選ぶのか、いつ買うのか、ということは2割くらいしか関係していないことがわかりました。だから、個人でも、まず押さえるべきは「配分の仕方」なのです。「どの銘柄を買うか」「いつ買うか」ということばかりいわれますが、実はそれはあまり重要ではないということです。

iDeCo、NISAを効果的に利用する

ただし、NISAだけ儲かっている場合は、そもそもNISAに税金がかかりませんから問題はありません。NISAに値上がりしそうな商品を配分して、一般口座にはそうでもない株を置いておくといった手を考えておくとよいでしょう。また、すべて同じように資産配分すれば、同じように値動きするので、安心です。

投資信託の基本的な仕組みを押さえておこう

結果 1か月1000円からはじめて、100万円達成!
1000円・10年→15万5282円  (銀行預金の場合:12万0006円)
9000円・9年→122万4389円  (銀行預金の場合:97万2043円)
合計 137万9671円     (銀行預金の場合:109万2049円)

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著者紹介

内藤忍(ないとう・しのぶ)
1964年生まれ。東京大学経済学部卒、マサチューセッツ工科大学(MIT)経営大学院(スローン・スクール・オブ・マネジメント)修士課程卒(MBA)。
大手信託銀行、外資系資産運用会社勤務を経て、1999年にマネックス証券株式会社の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。
その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長などを経て、
株式会社資産デザイン研究所を設立し、代表取締役社長就任。一般社団法人海外資産運用教育協会の代表理事も務める。
著作は30冊を超え、「初めての人のための資産運用ガイド」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)はシリーズ17万部のベストセラーに。
早稲田大学、明治大学、丸の内朝大学などで、資産運用に関する講座を開講。
毎週配信している無料のメールマガジン「資産デザイン研究所メール」は購読者3万5000人と個人が配信する資産運用メールマガジンでは最大の配信数を誇る。
ワインバー「SHINOBY`S BAR 銀座」のオーナーとしての顔も持つ。

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