発売日 2020年04月14日(火)

きみって私のこと好きなんでしょ?とりあえずお試しで付き合ってみる?

著者名:望公太(著者) 日向あずり(イラスト)

¥630(税別)

ISBN:
978-4-8156-0470-7
サイズ:
文庫
ページ数:
264
付録・付属:
-

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著者紹介

著者・望公太

●著者=望公太
福島県在住。大学在学中に作家デビュー。
第3回GA文庫大賞・優秀賞、および第5回ノベルジャパン大賞・金賞受賞。
代表作に、テレビアニメ化された『異能バトルは日常系のなかで』(GA文庫)のほか、『ちょっぴり年上でも彼女にしてくれますか?』、『娘じゃなくて私が好きなの!?』(電撃文庫)など。

イラスト・日向あずり

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  • 激甘青春ラブコメに悶えながら、恋愛の成立に必要なものは何かをじっくり教えられた

    5.0
    アイダホ

    恋愛もゲーム同様に勝ち負けだと考えてきた陰キャの高校2年生の黒矢君が、片想い相手、男子生徒皆が憧れる陽キャ3年生美女の白森先輩に恋心を見抜かれて「じゃあ――とりあえずお試しで付き合ってみる?」などと冗談のように提案されておめおめと乗ってしまい、うれしいはずのお付き合いは相手からからかわれることしきり、という羞恥小説風に始まります。前半では、そんな奇妙な二人がワキャワキャ会話しながら好意を示したり隠したりする様子が描かれ、これはこれでとても楽しめます。後半まで行くと、二人だけで話すことに加え、ラインすること、デート、お風呂から電話すること、手をつなぐこと、自転車に二人乗りすること、二人だけで彼の部屋にいること、秘密のツーショットを撮ることと、カップルのしたいことが全部クリアされていて、黒矢君は陰キャのくせにやりたい放題。「悶絶イチャイチャ満載な両想い&激甘青春ラブコメ!」というのは確かに一つの側面です。でもそれだけじゃなく、後半の第五章で、黒矢君がブラックな中学時代を送り消極的になった理由が明かされ、第六章で全く対照的に見えた白森先輩と黒矢君が実は好きなことが同じで、他の人が何を言おうとそれをとても大切に思っているという貴重で希少な共通点があったこと、似た者同士だったことを理解しあいます。そして白森先輩の自身の嗜好への自信が黒矢君を救うことに繋がります。「深い深い真っ暗な森に差す、矢の如き一条の白い光」との表現が出てきますが、二人の名前はここから作られたのでしょう。だから本作の中核は、支え合う二人、読書も恋愛も相性が一番、創作も恋愛もゴールがないということのようです。ほとんどが黒矢くんの語りで進み、彼の恥ずかしい思いが強調されますが、第一章の一部とエピローグの最後の2ヶ所だけ白森先輩が語る部分があり、先輩の秘密の想いが溢れています。文芸同好会でかつては文芸部、と聞くと「古典部シリーズ」の折木奉太郎と千反田えるがいますが、こちらにはミステリ要素はありません。「デートをします」とか「これが、今の僕が(私の)精一杯」とかの台詞から『化物語』の戦場ヶ原ひたぎの回を連想しました。傷ついた二人が結ばれる構図は同じなのかも。本作はシリーズ化が最初から意図されているとのこと。白森霞先輩以外の美少女四天王、右京杏、上代夕海、左近梨乃も次巻以降で活躍しそう。また白森先輩の家族のことも知りたいし、一年生の時の文化祭での出来事も重要そうで聞きたいです。伏線はたくさん仕込まれています。でも作者は「一歳だけ年上のヒロインの魅力を突き詰めていくシリーズにしたい」そうで、黒矢君は白森先輩一途とのこと。安心しました。第一章の白森先輩が教室のドアの陰に立って口の前で両手を合わせている挿絵は正しくはエピローグにある「お試し交際が始まった日の回想」の所に入るべきものと思います。また挿絵の白森先輩は可愛く綺麗ですが「高校生離れした色香や魅力」は足りてないかな。

  • ラブコメらしいラブコメ

    5.0
    Millefeuille

    美人で憧れの先輩に、イニシアチブを取られっぱなしで「仮」お付き合いを始める学園ラブコメ。魅力的な先輩に蠱惑的にからかわれいじられ、陰キャ気味の主人公は終始圧されっぱなし(※意図せず反撃していたりはする)で、読んでいてニヤニヤ感が止まらない秀作。とくに理由も無く、あるいは大した理由も無く美少女に陰キャが惚れられるラブコメはごまんとあるが、この物語のように、多数のきっかけがあって、時間をかけて惚れていく無理のない・違和感を覚えない展開は珍しいかも。多数ラブコメを手がけられた著者の真骨頂か。イラストも、正直なところカラーよりもモノクロ挿絵が良い。しかも、これが往々にして文章では読み取れない彼女の「その時の心情」を如実に現していたりして好印象。ぜひ、2巻も読みたいと思わせる内容だった。

  • 掛け合いは面白いが、ヒロインがやや弱い

    3.0
    kung-fu

    最近では漫画原作者かと見間違うようになった望公太の新作。一つ年上の美人先輩が陰キャ主人公をからかってイチャイチャする話です。からかい上手の〜がメインインスパイアで、かぐや様は〜少々のインスパイア、主人公黒矢がヒロイン白森さんにいじられてだいたい負けてかわいいなあお前ら、という展開です。内容は面白っちゃ面白いんですが、この黒矢という主人公の設定によって今後面白くしにくいんじゃないかと思っています。というのも過去に商業デビューした作家というステータスが、高校性という世界においてあまりに強すぎるからです。逆にヒロインは美人4天王のように扱われますが、中身はいたって普通のかわいい女の子です。言動も性格もかなり普通です。良いところが美人やスタイルが良いといったことであり、黒矢の方がスペックが高いように映ってしまいます。白森さんの家庭事情や文化祭イベントなどを匂わせて二人だけの問題にするのもアリですが、作家ステータスに対抗するには白森さんの凄さをもっとアピールすべきだったかと思います。そのためには押絵の白森さんがもっと高校生男子にとって魅力的なものでなければならなく、かなりモブっぽい女子高生として描かれていたことも大きな原因になっています。男子高校生のメガネから見た女子高生の異常なエロさ、例えば白いブラウスから透けるブラジャーとその大きな柔らかい膨らみ、短いスカートで座った温かいパイプ椅子、太もものきめ細やかな肌や、耳元でささやく吐息、そして天使の笑顔、女子高生ブランドを使って彼女が至高の存在であることを表現できていれば良かったのだが……普通ヒロインってガラでもないだろうし、白と黒で対比するならば白のパワーバランスをもっと強くしておかないと後々キツくなりそうだなと思いました。

すべての24つのレビューを表示

  • よっち

    憧れの文芸同好会の先輩で超絶美少女の白森霞。そんな彼女に自らの想いをあっさり見抜かれた後輩陰キャ高校生・黒矢が、先輩からお試しお付き合いを提案される青春ラブコメ。余裕があってからかってくる白森先輩相手にいっぱいいっぱいで、振り回されっぱなしの黒矢。でもそんな彼女もまた実はわりと不器用で、からかいながら見えないところで赤面する一面もあって可愛かったですね(苦笑)一年間一緒に活動してきて、自分の大切なものをきちんと理解してくれて、そんな日々を積み重ねてきた二人の不器用で甘い関係にはぐっと来るものがありました。 続きを読む

  • スズ

    文芸同好会の部長・白森先輩と、冴えない後輩の黒矢くんがお試しで恋人同士になる、からかいイチャイチャラブコメ。「私の事好きなんでしょ?」と後輩の好意をツンツンと刺激してくる先輩が可愛らしく、たまに反撃されて真っ赤になって照れまくる姿も良い。本好き同士の本のやりとりも素敵で、貸すと必ず翌日には読破して感想を教えてくれる後輩に嬉しさが止まらない先輩可愛いぞ(その嬉しさはよく分かる)。寝たふりしてたら後輩の独り言(先輩への愛が爆発しまくった)に轟沈して顔が上げられない先輩可愛い。可愛いしか出てこないな(語彙不足) 続きを読む

  • まっさん

    ★★★☆ 年上ヒロイン物に定評のある望先生の待望の新作。面白かった。一つ歳上で学校でも美人で評判のヒロインと、友達もほとんどいない陰キャ主人公の付き合ってからの甘いやり取りを見ることが出来る良作。付き合うまでの甘く焦れったいやり取りをすっ飛ばしている分、最近流行りのラブコメ作品とは若干毛色が異なるのでどうかなぁと少し心配していたが、そんな心配は全く必要にならないくらい甘々でにやにやしてしまう出来栄えに仕上がっている。この辺り付き合った後の物語で焦れったさといったものを感じることができるのは、ひとえに作者→ 続きを読む

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