
愛は大空の彼方に
貴族との結婚を望む商人の父親により、暴力的で冷酷な伯爵に嫁がされたレジーナ。愛のない生活に苦しむ彼女は、パーティでヴィクトール王子と出会った。王子もまた浮気性の妻との離婚を望んでいた。ユーモアと知性あふれる王子に、レジーナは初めての恋心をおぼえる。が、やがて彼女の夫と王子の妻が他殺体となって発見され、豪腕の検察官は王子に殺人の容疑を! 数多くの受賞経験を持つ実力派が贈るロイヤル・ロマンス。
■著者紹介:パトリシア・グラッソ(Patricia Grasso)
ヒストリカル・ロマンスを中心に15作以上の作品を発表。〈ロマンティック・タイムズ〉誌の書評家賞など、数々の受賞経験を持つ。英文学の学士号と修士号を取得し、余暇を利用して公立高校で教鞭をとる。
マサチューセッツ州ボストン在住。8匹のオス猫と暮らしている。