
絶境の秘密寺院に急行せよ!(上)
カブリーヨと〈オレゴン号〉乗組員は、スイスの資産家から、ジャングルで消息を絶った娘の捜索依頼を受ける。しかし、その背後には、世界を混乱に陥れる巨悪の企みが潜んでいた……冒険小説界の巨匠が放つ〈オレゴン・ファイル〉第6弾
カブリーヨと〈オレゴン号〉の乗組員はスイスの資産家の依頼を受け、ミャンマーで消息を絶ったという娘の捜索に乗り出した。娘の足どりを追い、カブリーヨたちはジャングルの奥に潜む仏教寺院にたどり着く。が、そこに突如ミャンマー軍が現われ、地球上でもっとも苛酷な刑務所に連行されてしまう。依頼が罠と知ったカブリーヨは、寺院で見つけた娘のバッグの中身こそ、本当の狙いだったことに気づく。果たして、その中身とは一体――?
■著者:クライブ・カッスラー Clive Cussler
1965年から執筆活動をはじめ、1973年に架空の組織であるNUMA(国立海中海洋機関)に所属する特殊任務官ダーク・ピットのシリーズ第1作『海中密輸ルートを探れ』で作家デビュー。以後、同シリーズをはじめ、作品は世界的なベストセラーとなっている。
印税をもとに実際にNUMAを設立し、多くの沈没船や行方不明船を発見している。