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春画と江戸風俗

白倉 敬彦:著者

庶民の実生活を濃厚に具現した浮世絵春画。
それを「性愛描写」のみならず、「風俗画」として見たらもっとおもしろい!
春画の背景描写を読み解くことで、江戸時代を生きた人々の心情や生活の細部が見えて来る。

【著者略歴】
1940年生。早稲田大学文学部中退。独立の編集者として長年、現代美術のプロデュースを始め、広く美術の企画・編集に従事する。現在、国際浮世絵学会常任理事。著書に『絵入春画艶本目録』(平凡社)、『夢の漂流物(エバーヴ)』(みすず書房)、『江戸の男色』『春画の謎を解く』『江戸の春画』(以上、洋泉社)。

【目次】
第一章 怖いものって
○雷
○火事
○親父

第二章 庶民は悪所が好き
○吉原
○仮宅
○歌舞伎芸者
○芝居茶屋
○陰間茶屋

第三章 岡場所って何?
○いろは茶屋
○夜鷹
○綿摘
○料理茶屋
○貸座敷
○水茶屋
○揚弓場

第四章 歳事のあれこれ
○初午
○川開き
○蛍狩り
○七夕
○十五夜の月見
○秋祭
○丑の刻参り

第五章 人もいろいろ
○婚約時代
○妊娠
○出産
○旦那と妾
○女房の浮気
○夜這い
○代参
○覗き

第六章 モノにも溢れ
○銭湯
○据(すえ)風呂
○船風呂
○屋形船
○屋根舟
○猪牙(ちょき)舟
○簾
○屏風
○括り枕
○箱枕
○炬燵(こたつ)
○火鉢
○鉄銚子・チロリ
○燗徳利

第七章 ペットブーム
○犬
○猫
○猿
○鳥
○金魚

第八章 色恋はめぐる
○四ッ目屋
○貸本屋
○地紙売り
○蕎麦屋
○駕籠屋

定価:2,090円(本体1,900円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2007年9月26日(水)
  • ISBN:978-4-7973-4247-5
  • サイズ:46判
  • ページ数:256
  • 付録:-

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