発売日 2009年11月15日(日)

オルキヌス3 稲朽深弦の調停生活

著者名:鳥羽 徹(著者) 戸部 淑(イラスト)

¥610(税別)

ISBN:
978-4-7973-5765-3
サイズ:
CD25A5D8-EC6E-435F-A497-957E473840EE
ページ数:
304
付録・付属:
-

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著者紹介

著者・鳥羽 徹

イラスト・戸部 淑

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  • 理想と現実のはざまで

    4.0
    Kindleユーザー

     2巻までに順調に実績を積んているものの、新米調停員・稲朽深弦(みつる)には大きな不安があった。それは、本来師事するはずだった大物調停員が赴任前から失踪しており、そのことはまだ本部に知られていない。もしそのことを知られたら、まだ駆け出しで実績のない深弦に「帰国命令」が出るかもしれない…ということ。 そのことに焦りを覚える深弦は…というネゴシエーションコメディ第三弾。 3巻目は、1〜2巻目と多少趣が違っていて、がむしゃらに仕事をしていた新入社員がふと自分を見つめたら、改めて自分の立場の危うさに気付き、焦りはじめた…といったところでしょうか。 理想の調停員でありたいという「理想」と、大物案件をこなして実績を上げることにより帰国命令を回避したいと考える「現実」のはざまで揺れ動く深弦に、あるオルカから相談を受け、図らずも「理想」と「現実」の選択を迫られます。 だが、そこはコメディと銘打っているだけあって、真面目なようで真面目じゃない、トボけたオルカ達と調停員達のやりとりが相変わらず楽しい作品です。オルカという存在による適度な「何でもあり感」と適度なボケ・ツッコミ、そしてクライマックスに向けた仕掛けは毎度飽きさせません。特にクライマックスの仕掛けに関しては、この3巻のスケールはかなり大きいです(いろいろな意味で)。 3巻目で慣れてしまったのか、深弦のツッコミが多少単調に感じられるような気もしますが、いろいろドタバタがありながらも、また一歩調停員として成長した深弦の今後の活躍に期待して、安定の★4つとします。

  • 4.0
    くまくま

     秋永壱里調停員の不在が協会内で噂にのぼりはじめ、稲朽深弦の調停員としての立場もいよいよ危うくなってきた。当然、深弦は自分の調停員としてのポジションを確立するため、調停実績を積もうと奔走するのだが、その様子を見るセシルは、彼女の姿勢に危うさを感じる。オルクたちのために尽くすことではなく、実績を積むことが優先されてしまっているのではないかと。 セシルの意見に感情的には反発しながらも、彼女の正しさを本質では理解してしまっている深弦は、自己嫌悪と迷いに陥るばかり。そんな状態の深弦の前に謎の少年が現れ、彼女に一つの問題を出していく。果たして深弦は正しい答えにたどり着くことが出来るのか? 目の前のことだけに囚われすぎると、本来ならば目的を達成するための手段に過ぎないことが、まるで目的のように勘違いしてしまうこともしばしばある。それを見切って、本末転倒にならないように出来るか。口で言うのは簡単だが、なかなか難しいことだと思う。

  • レビュー対象商品: オルキヌス3 稲朽深弦の調停生活 (GA文庫) (文庫)

    ヤボ夫

    すっとぼけた幻獣オルカたちの揉め事を解決するために駆けずり回る新米調停員深弦の物語第三弾今回はちょっぴりシリアスな「理想」と「現実」の板挟みになるお話です「伝説的調停員・壱理がいないなら自分が実績を挙げてやればいいんだ」とベテラン調停員が送り込まれるまでに実績を挙げることにした深弦だったが、そろそろ壱理の不在は人の噂に上り始め、解決するべき揉め事が起き無い事に「自分の実績を認めてもらえる大きな揉め事が起きないだろうか?」と功を焦る。そんな自己中心的な考え方を同輩のセシルに咎められ、深弦は「自分の立場を分かってないくせに勝手な事を言うな」と逆切れしてしまい…今回はある意味非常に人間臭いお話です。理屈の上では「軍人やお巡りさんが暇を持て余している世の中が理想だ」と分かっていても、いざその立場に立たされてみれば「自分の手柄をあげるチャンスが無ければ用無しの扱いを受ける」と自分のレゾンデートルの不安定さを突き付けられる…その矛盾に深弦が悩みますそんな深弦を甘やかすのではなく、突き放して深弦自身が目指していた「強いものは優しくあるべきだ」という信念を思い出させるセシルやオリーブの「厳しい優しさ」が非常に際立っていた。仲良くするばかりだけではなく、時には厳しい事を言ってあげるのも友人の役目であるという事を身をもって証明した関係が素敵ですもちろん深弦は功を焦った自分に一度は嫌気がさしますがオリーブいわくところの「炎」である彼女が落ち込み続けている訳もなく、オルカたちが作った町が引き起こした問題を解決するために今度は何と「戦争」を企画することに…現実を見据えることも大事だけれども、一番大切な物を見失ってはいけないという成長の過程では誰もが一度は突き付けられる厳しさを描き切ったシリーズ第三弾。今回も読んでいて非常に気持ちの良いまっすぐな成長物語でした

すべての3レビューを表示

  • みかど

    表紙の美少女の正体に吹いた。まんまとハートをフィッシング詐欺されましt(ry 続きを読む

  • とわとわ

    うーん。深弦の計略にかかった人たちは、はたして後で深弦を憎まないだろうか? 彼女がやっているのは、調停ではなく「やりこめる」だから。  あとで、深弦にはめられたことを知り、不快感を感じるのだとしたら……深弦がやったことは「一部のオルカを優遇するために、一部のオルカを不快な目に合わせる」ことではないのか?(不快な目にあわせても、メリットは与えているのではあるが。問題はそれが騙しによって与えられていること) それは彼女の理想と遠くはないのか? 続きを読む

  • サトロ

    グラ子爆誕おおいにワロタw これはひどい! 続きを読む

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