
ヒマラヤの黄金人を追え!(下)
トレジャーハンターのファーゴ夫妻がヒマラヤを舞台に、”禁断の王国”ムスタンの秘宝を追う!
ルイスが保管していた羊皮紙には、数百年前、ムスタン王国の兵士たちが〈テウラン〉と称される謎の品を運び出す計画が書かれていた。侵略者の略奪から守ろうとした〈テウラン〉は王国の宝物なのか? ファーゴ夫妻はルイスが消息を絶ったヒマラヤの峡谷を訪れ、洞窟の奥深くに神秘的な収納箱を発見した。〈テウラン〉が〈黄金人〉との異名をとることを突きとめた夫妻に、箱を追うキングの執拗な追手が!
■著者:クライブ・カッスラー Clive Cussler
1965年から執筆活動をはじめ、1973年に架空の組織であるNUMA(国立海中海洋機関)に所属する特殊任務官ダーク・ピットのシリーズ第1作『海中密輸ルートを探れ』で作家デビュー。以後、同シリーズをはじめ、作品は世界的なベストセラーとなっている。印税をもとに実際にNUMAを設立し、多くの沈没船や行方不明船を発見している。
■訳:棚橋志行(たなはし しこう)
翻訳家。東京外国語大学外国語学部英米語学科卒。主な訳書に『アステカの秘密を暴け!』クライブ・カッスラー、グラント・ブラックウッド(ソフトバンク クリエイティブ)、『原潜デルタⅢを撃沈せよ』ジェフ・エドワーズ(文藝春秋)、『キース・リチャーズ自伝 ライフ』キース・リチャーズ(楓書店)。他多数。