
本当はスゴい国?ダメな国?日本の通信簿
日本は世界から見てどのように評価されているのか──政治、経済、文化といったさまざまな側面から日本の実力を検証し、われわれ日本人が見落としがちな、この国の誇るべき点、恥ずべき点を明らかにしていく!
日本人には極端に自信過剰になったり、逆にひどく自虐的になるところがある。
そのため、自国の実力を正しく評価できていない日本人も多いのではないだろうか。
しかし、日本が暗く長いトンネルの中にある今だからこそ、正しく日本の実力を見つめ直す必要がある。
日本が世界の国々と比べて、どんなところが優れており、どのような克服すべき課題があるのか──政治機能や財政、軍事力、医療、文化など30項目にわたって日本の実力を明らかにしていく。
■著者:
八幡和郎(やわた・かずお)
1951年滋賀県大津市生まれ。東京大学法学部を卒業後、通商産業省(現・経済産業省)に入省。フランスの国立行政学院(ENA)留学。パリ・ジェトロ産業調査員、大臣官房情報管理課長などをつとめたのち退官し、徳島文理大学院教授をつとめるほか、テレビの対談番組への出演や評論・著作活動を行うなどしている。『フランス式エリート育成法』『アメリカもアジアも欧州に適わない』『全世界200国 おもしろ辛口通信簿』『アメリカ歴代大統領の通信簿』『歴代天皇列伝』など著作多数