
本当は誤解だらけの「日本近現代史」
世界から賞賛される栄光の時代
文明開化、
明治憲法、
日露戦争、
戦後復興……
この時代の日本は
こんなにもスゴかった!
日本人に誤解されがちな日本近現代史の真実を説く!
極東の小国だった日本は、瞬く間に近代化に成功し、アジア随一の大国に成長した。日本の成功は、一流国となる要件が、白人であることでも、アーリア系の言語を持つことでも、キリスト教徒であることでも“ない”ことを証明した。近代日本は、全世界の希望となったのだ。敗戦の試練をも乗り越えた日本は、20世紀の終わりにジャパン・アズ・ナンバーワンにたどりつく。ロングスパンの歴史観の上に立ち、その成功の光と影を明らかにする。
■目次:
第一章 和魂洋才で日本は成功したのか
第二章 世界が絶賛した明治憲法
第三章 日露戦争の勝利が世界史を変えた
第四章 維新の精神を忘れて敗戦に
第五章 二〇世紀世界の頂点に立った近代日本
第六章 このままでは日本は二百年立ち直れない