
- ISBN:
- 978-4-7973-7294-6
- サイズ:
- 新書/1色
- ページ数:
- 256
- 付録・付属:
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おすすめのポイント
従来の日本中世史の常識を打ち破る明快な分析でこの時代の本質を明らかにし、これまでにない「わかりやすくて面白い」中世史を詳らかにしていく。
日本の中世といわれる平安・鎌倉・室町時代は、ともかくわかりにくい時代とされてきた。なにしろ中央政府(朝廷)が弱体で、諸制度は多元的で複雑。寺社が強いことも話をややこしくしている。しかし、少し視点を変えれば、中世の人々は道徳などに縛られず、ひたむきに愛と欲望のために生きており、その姿は現代人にはとても魅力的に映る。本書では、中世という時代のダイナミックな実像を読み解き、これまでにない「わかりやすくて面白い」中世史を描いていく。
■目次:
第一章 大唐帝国の終焉と中世日本の始まり
第二章 源氏物語と平家物語を政治史として見る
第三章 京都の論理と関東の不満が正面衝突
第四章 後醍醐天皇の夢を足利義満が完成した
第五章 外交と宗教から見た中世日本を総括する
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