発売日 2012年09月15日(土)

本当は謎がない「幕末維新史」
幕府再生はなぜ失敗したのか?

著者名:八幡和郎(著者)

¥760(税別)

ISBN:
978-4-7973-7118-5
サイズ:
新書/1色
ページ数:
272
付録・付属:
-

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著者紹介

著者・八幡和郎

八幡和郎(やわた・かずお)
1951年滋賀県大津市生まれ。東京大学法学部を卒業後、通商産業省(現経済産業省)に入省。フランスの国立行政学院(ENA)留学。大臣官房情報管理課長、国土庁長官房参事官などを歴任後、現在、徳島文理大学教授をつとめるほか、作家、評論家としてテレビなどでも活躍中。『本当は恐ろしい江戸時代』『本当は謎がない古代史』『本当は間違いばかりの「戦国史の常識」』(ソフトバンク新書)など多数の著作がある。

  • 西郷隆盛や勝海舟については認識不足で大いに不満を持つ

    2.0
    野崎朝裕

    司馬遼太郎氏への批判は、膨大な取材から多少のずれがあっても責められない(P241)。何というのか司馬氏という定期券(予備知識)を予め持っていた上で細かい所だけつつくという「キセル著述」をしている様なものだ。それと「勝海舟と西郷を人格者だとは到底言えそうもない」も全く同じ。この件を読むと、机上で結果だけを並べ立てているいかにも官僚的な作文であり、実際その当時にしてみれば色々な渦中にさらされたとか、間に挟まれたとか、複雑な幕末を生き抜いたとかいった同情さ、切迫性に欠けているのだ。いい年して複雑な時代の本質を捉えられていない。「敬天愛人」を曖昧なものだとよくも言えますね。これ程簡潔明瞭で推敲な言葉はない。それを何とでも解釈できるなんて、「お気の毒様」と言う他ない。それに書いてある経緯を読んでも二人を否定する気など別に起こらない(P243~P250)。それまではそれなりに的を得た評もあったのに、本項だけはまるで別人が代わって書いている様に思えてならない。全てが瓦解されてしまった。これでは著者の評判がネットで悪いのも当然だと思った。

  • 5.0
    kat

    今という時代だからこそ、こういう評価が出てきたのだと思います。危機管理に際して、必要な指導者の人間像がズバリ指摘され、それがゆえに幕府が瓦解しなければならなかった事情を圧倒的に納得させられます。現代の政治家で言えば、阿部正弘はいったい誰なのだろうと、考えながら遊ぶことができます。また、その人間評価を現代に当てはめてみると、今、私たちが必要とする政治家像が浮かび上がってくる仕組みにもなっていることです。ところが、そういう人間や組織形態が私たちにもたらす不都合な面も含めてつきつけられるために、これからの時代を任せる指導者を私たちが選ぶ際、責任を感じさせられる―マイナス面も受け入れざるを得ない―ことを改めて痛感させられ、将来の日本人に対して私たちが負う責任を実感します。読み方によっては厳しい本です。

  • まず合格点。

    3.0
    ここドラえもん教授

    読んでみて納得のいかない部分もあるが、切り口はあざやかで、新鮮な感じがする

すべての8レビューを表示

  • 令和の東出昌大・寺さん

    幕末史を8代将軍吉宗から解説。世間一般で通用している嘘知識やイメージを暴きながら進むので読み易い。以下ネタバレになるが面白かった所→「阿部正弘は八方美人」「斉彬だけじゃなく島津久光も有能」「長州は先進的」「鍋島閑叟の凄さ」「土佐郷士は優遇」「会津や新撰組の駄目なところ」「龍馬・勝・西郷の実際」「龍馬暗殺薩摩説は陰謀史観」「五稜郭の敗因は地元の職人の仕業」「勤皇も佐幕も少数派」「会津の斗南移転は一揆が怖かったから」etc…一番は「司馬遼太郎は嘘ばっかり」(笑)という事だろう。お勧めして良いと思う。 続きを読む

  • YOS1968

    八幡さんの「本当は~」シリーズは面白い。幕末維新史は非常に複雑で、いつもこんがらがる人物相関もよく分かる。江戸末期の経済対策は現在の政治状況に通じると感じたし、よく言われる土佐郷士は優遇措置を受けていたことなど初めて知った。日本の近代史は、まだまだ知るべきことが多く、勉強不足を自戒した。 続きを読む

  • 抹茶カステラ

    なかなかに辛辣な調子で書かれている。歯に衣着せぬ物言いは、司〇氏や半〇氏に対しでも及ぶ。どこまで信用に足るものなのかは判断できないけれど、面白く読めました。歴史は人によって様々な解釈ができる部分があるので、いろんな本を読み比べてみるといいんでしょうね。 続きを読む

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