算数ができる子になる魔法のことば
◎「算数ぎらい」に悩む親は多い!
「うちの子は算数ができない」「いくら教えても算数ができるようにならない」「算数の宿題をやりたがらない」「どうして算数を勉強しなきゃいけないのと聞かれ困ってます」…。このような悩みを抱く親御さんは多いことでしょう。算数は「できる・できない」「分かる・分からない」がはっきりする教科なので、親も子どももできないことへの焦りは大きくなる一方です。
宿題を見ているときに「どうしてこんな問題がわからないの!」と焦った親御さんはつい強い言葉で子どもに迫りがちです。でも、これがかえって子どもを委縮させ、ますます算数ぎらいを助長させてしまうのです。各学年に「小●の壁」は存在するのですが、共通しているのが「算数ぎらい」なのです。
◎いま求められる算数が大好きになる親の工夫――褒め方・声掛け・口ぐせ・動機づけ
まずは算数を問題を解くことだけに特化しないで、ふだんの生活や遊びの中で楽しみながら鍛えていき、だんだんと算数の能力をつけていくことを目指しましょう。そのためには親御さんの日ごろの話し方、説明の仕方、褒め方などがとても大切です。
子どもは算数の楽しさがわかると、自分で勉強しようという気持ちも自然に芽生え、つまづくことはなくなります。
いま新指導要領で「脱ゆとり」になり、学習範囲が増え、学校の授業だけでは算数は理解しきれなくなっているのが現状です。ますます家庭における、親御さんの話し方、伝え方、聞き方、説明の仕方、褒め方などの言葉による「親の力」が求められています。
◎教育評論家・親野流、わが子の算数ぎらいを解決する本
教育評論家として講演等で人気があり、23年の教師生活で子どもがつまづくポイントを考え続け、「親力」を提唱している著者が教えてくれる、算数の苦手な子どもに「数字」に慣れさせ、「算数」を好きにさせ、みるみるやる気を生まれさせる本!
■目次:
はじめに
第1章 算数好きな子にすることば、きらいにすることば
第2章 算数へのモチベーションはこうしてアップ!
第3章 「楽勉」でもっともっと算数が好きになる!
第4章 算数のテストに強くなる家庭での教え方
第5章 「ことばがけ」ひとつで子どもは大きく伸びていく!