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親という傷

ヴィエナ・ファロン:著者

幼少期の心の傷をとりのぞけばあなたの人生は好転する

ニューヨークで話題の人気カウンセラーが教える最先端の親子セラピー。
テーマは「親子関係」。幼少期に親子関係が原因でできた心理的な傷を分析して、今の人間関係に活かすことで人生を好転させよう!

はじめに:あなたの生き方や人間関係は、今と向き合っても改善しない

第1章 人生がうまくいかないのは「あなたのルーツ」に原因がある
幼少期や家庭での役割があなたをつくる
人間関係の問題は幼少期に負った心の傷が根本にある
自分の心の傷に名前をつけると客観視できる

第2章 5つの心の傷を癒やすセラピー
5つの傷を癒やす4つのステップで本当の自分を取り戻す

【傷1】自分には価値がないと感じてる(自尊感情の傷)
→親が家族に相手にしてもらえなかった、愛が条件付きであった、言葉の暴力
【傷2】何かに属するために自分を押し殺している(帰属意識の傷)
→コントロールされた、考え方や信念を受け入れてもらえなかった、社会のシステム
【傷3】優先されなかったことで大事なことを優先できない(優先の傷)
→親が別のことに没頭していた、自身の心の傷によって子どもを優先しなかった
【傷4】信頼関係が築けない、わざと壊す(信頼の傷)
→裏切り、嘘、育児放棄
【傷5】トラウマで人に心を許せない(安心の傷)
→無責任な親、解離性障害、怖い状況を経験すること
基本の4ステップで癒やす
1.名付ける(どの傷にあてはまるのかを確認)、2.客観視する(幼少期の状況をありありと思い浮かべて傷ができた状況の「目撃者」になる)、3.悲しむ(「本当の自分」を失ったことを悲しみ発散)、4.転換する(傷によってゆがんだコミュニケーションを正す)
※「信頼の傷」には傷にあてて手紙を書く、「安全の傷」には安全を頭ではなく体で感じられるガイド付きの瞑想など
第3章 人とのかかわり方を変える
人と「衝突」するにもコツがある
相手を責める「リニア思考」から自分や相手の傷を理解する「システマティック思考」へ
相手との間にひく「心の境界線」を健全なものにする

第4章 さあ、あなたもこれで人生や人間関係がうまくいく!
このセラピーを確かなものにする
傷を認識して一旦立ち止まる。同じことを繰り返さない
繰り返し過去の自分と向き合う

おわりに あなたは傷つけられると同時に傷つけてきた

定価:1,980円(本体1,800円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2023年9月28日(木)
  • ISBN:978-4-8156-2165-0
  • サイズ:46判
  • ページ数:376
  • 付録:-

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著者紹介

著者・ヴィエナ・ファロン

ニューヨーク州在住の認定マリッジ・ファミリーセラピスト。幼少期に両親の離婚を経験。米リーハイ大学で心理学を学んだ後、米ノースウェスタン大学でマリッジ・ファミリーセラピーの修士号を取得。ノースウェスタン大学のファミリー・インスティテュート等でさらにトレーニングや臨床経験を積んだ後、ニューヨークでマインドフルMFT(Mindful Marriage & Family Therapy)を開設。親身かつ体系的なセラピーを行っている。また、ミレニアル世代の母親のプラットフォームであるマザーリー(Motherly)で「リレーションシップ・エキスパート」も務める。インスタグラムのフォロワーは約67万人(2022年11月15日現在)。

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