自己肯定感を高くもつ＝オトナ女子のたしなみです

誰かと自分を比べて落ち込んでしまう…
将来が不安でしかたない…
人間関係がつらい…
自分に自信がない、自分が嫌い…

――オトナ女子が陥りがちな日々の悩みはすべて、
「私は私のままでいい」という自己肯定感をもつだけで解決できてしまいます

「私は私のままでいい」と思えれば世界は変わります
自分の人生がカラフルで有意義なものに思えてくる

本書は毎日ページをめくるだけでも
少しずつ自己肯定感が高まる
オトナ女子のためのレッスン帳です

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〇自己肯定感のちょっといい話

ある飲食店の店主さんの話です。
まだ若いころ自分に自信がなく、何かを見つけるために日本各地を放浪していたそうです。いつも自分を責めつづけ、他人も責めつづけとてもつらかったそう。
そのころ働いていた飲食店に、よく一人で来る女性客がいたそうです。いつもニコニコしながら何も言わずただお酒を１杯飲んでいく。もっと頼んでくれればいいのに、と思いながらもいつも変わらない接客をしていました。
ところがある日、その女性がお酒もお料理もたくさん召し上がることがあったのです。不思議に思い、今日はどうしたんですか？　と聞くと……
「今日は私の誕生日なの。あなたがいてくれて本当によかった。ここに来たらいつもリセットできる。つらくても生きていける」
その言葉を聞いたとたん、店主さんは雷が落ちたかのような、天地がひっくりかえるような思いがしたそうです。
何かを見つけたり、何者かになろうとしてあがく必要はない。
「自分は自分のままでいい」
自分のままで毎日をていねいに生きていたら、見てくれる人がいる、誰かの役にたっている。
真っ黒だったオセロの面が一気にまっ白にひっくり返りました。
それから彼の世界は１８０度変わりました。目の前がパーッと開けて人生が楽しくなった。いまは多くの人に愛される素晴らしい飲食店を経営しています。

このエピソードからもわかるように、「自分は自分のままでいい」と思えること＝自己肯定感は、それほどまでに力があるのです。
本書では、「私は私のままでいい」と自分を認め（＝自己肯定感を高め）、前向きに生きていくための１００のコツを紹介します。少しずつでもいい、毎日ていねいにとり組むとあなたの世界がカラフルで楽しく意義のあるものに変わっていくでしょう。

プロローグ　「あの人素敵」と思う女性は１００％「自己肯定感」高めです

オトナ女子の自己肯定感1）私は私のままでいい
・自分で自分をぎゅっと抱きしめながら「大丈夫、大丈夫」
・「どうしよう…」ではなく「なんとかなるよ」と言ってみる
・鏡のなかの自分に「今日もかわいいよ」と声をかける
・「疲れた…」ではなく「よくがんばった」
・1日３つだけいいことを書き出す
・うまくいって楽しく打ち上げをするところまでイメージする
・からだをブラブラさせる
・やりたいことをひたすら書き出す
・「明日できることは明日やろう」と考える etc.

オトナ女子の自己肯定感2）相手は相手の道がある
・しばらく連絡してなかった友だちに連絡してみる
・相手の持ちものをめっちゃほめてみる
・怒りがわいたらとりあえず6秒だけ数えてみる
・嫌な人はなぜ嫌なのか書き出してみる
・やりたくないけどNOが言えないなら「考えさせてください」
・その人といっしょにいるときの自分は、好きな自分か嫌いな自分か考える
・親とこじれたら「見守ってほしい」とだけ言う etc.

オトナ女子の自己肯定感3）世界は思ったよりやさしい
・道に落ちていたゴミを拾ってゴミ箱にすてる
・あえて高いところに上って景色を眺める
・お花を買って誰かにプレゼントしてみる
・神社にいってお願いではなく感謝をする
・毎日１つ小さな新しいことをしてみる
・好きなアーティストを思いっきり応援する
・小さくてもいい。自分が役に立てることを考えてみる etc.