
サムライガード 警護寮から来た少女
徳川の家系だが、世継ぎから遠い位置にいた主人公・清海。 しかし上位候補の辞退が相次ぎランクアップ。幕府から護衛のためにサムライ少女が派遣され、二十四時間護衛されることに!
「土岐川清海様とお見受けいたします」
明治維新がなく、刀もまた命脈を保った現代日本。徳川の家系であるものの、世継ぎからは遠い位置にいた高校生・土岐川清海は、唐突に現れたサムライ少女に目を見開いた。
「あなた様の護衛を命じられたため、参上いたした次第でございます」
彼女は急遽世継ぎ順位が上がった清海を護るため、警護寮から派遣されてきた〃サムライ少女〃だった。
「これから二十四時間お側に張りついて、あなた様をお護りいたします」
外に敵、内には――サムライ少女。
果たして清海は再び平穏な学園生活を送ることができるのか!?
「ちなみに、拒否権は?」
「ございません」