発売日 2008年06月30日(月)

地球と一緒に頭も冷やせ!
温暖化問題を問い直す

著者名:ビョルン・ロンボルグ(著者) 山形 浩生(訳)

¥2,000(税別)

ISBN:
978-4-7973-4723-4
サイズ:
9680FFAB-2AE2-447E-92CC-ACDF8C4901C3
ページ数:
320
付録・付属:
-

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著者・ビョルン・ロンボルグ

訳・山形 浩生

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  • 地球温暖化問題についての最も総合的・多角的な考察。

    5.0
    川流桃桜

     地球温暖化については否定派・肯定派・懐疑派それぞれの立場から色々な本が山と出ていて、専門家でもない只の素人の読者からすれば一体どれを信じれば良いのか判らなくなるのだが、少なくとも私が今まで読んだ関連書籍の中では、本書の分析に最も納得が行った。何故かと言えば温暖化が「問題」と成る際に考慮すべき諸条件を、これ以上総合的・多角的に取り上げている論考は他に読んだことが無いからだ(一例を挙げれば温暖化では夏は暑くなるが、冬は暖かくなる。そして前者によって増える死亡者数より、後者によって減る死亡者数の方が実は多い、等)。 石油業界が流す温暖化否定のプロパガンダにも困るが、ゴア氏の『不都合な真実』の様に、素人でさえ「あれ?」と思う様な誤情報を流す温暖化肯定論者にも困ったもの。筆者は主として『不都合な真実』に焦点を当て、温暖化の危機を煽る言説に対して、具体的な数値を挙げて誤った点、偏向した点等を列挙して行く。そして現状から予想される温暖化の状況とその原因の特定、必要な対策を篩にかけ、それらに優先順位を付けるべきだと主張する。 人類が割ける人的・経済的・政治的リソースが有限である以上、少なくとも「何が本当に必要なのか、どの問題を優先すべきなのか」と云う主張に関して言えば、殆どの人間は反対しないだろう。肝腎なのはその原則を国際社会が行動を起こす際の大前提として確立した上で事実確認を行い、どの問題が喫緊で、どの対策が効果的なのかについての議論を深めて行くことだろう。残念なことに国際社会はまだそうした段階にまでは到達していない様ではあるが。

  • 1.0
    a prayer

    「データ重視」が本書の最大の強みのはずなのに、文献表が無い。内容はいいのに、この一点だけで本書の価値はほぼゼロである。よくよく調べてみると、出版社と訳者がweb上で公開しているらしいが、読者をバカにしているとしか思えない。量が膨大なので、とか説明しているが、それなら註も全てカットしてしまえばいい。30頁もある註のほとんどは文献指示なのだから。

  • 本当の解決策は何か?

    5.0
    ふうた

    本書は、地球温暖化を防止する手法としての二酸化炭素排出の抑制に疑問を投げかけている。京都議定書にアメリカが参加して膨大な予算支出をしたとしても、できるのは温暖化をせいぜい5年間遅らせるだけ。人類の目的は、人間に住みやすい環境を維持することであって、二酸化炭素を減らすのが目的ではないはずだ。ここで展開されているのは、極めて冷静で合理的な議論だ。先日、鳩山首相が-25%の二酸化炭素削減を国際公約として打ち出した。本当に二酸化炭素削減が合理的な判断と言えるのか、どうか?環境問題に関心がある人は是非この本を読んでほしい。ただ、難点を言えば、結構長い本ということ。以下、この本で展開されている論点の一部1)地球温暖化を叫ぶ論調ではしばしば温暖化のメリットについて言及されていない(熱波の増加により死亡する人より、寒波の減少により死ななくて済む人の数のほうがずっと多い)。メリット部分も含めて総合的に温暖化の影響を判断するべきだろう。2)地球には温暖化よりもっと重要な、しかも低コストで解決できる問題が数多く残されている。人類が使える資金は有限だ。コストばかりかかって効果が乏しい温暖化対策より、他の重要な問題の解決に資金を使うべきではないか。3)温暖化による悪影響を防ぐ方策として二酸化炭素抑制はコストばかりかかり、効果が乏しい。温暖化による悪影響に対して、直接の対策をしたほうがはるかに低コストだ。

すべての26レビューを表示

  • hafen3710

    チェンジング・ブルーに続いて気候変動関連の本。訳者のあとがきの3つ問い、すなわち温暖化は本当に問題なのか?CO2を削減すれば温暖化は止まるのか?本当にCO2は削減できる?という質問の答えを、本書はICPPを始めとした公式のデータを用いて示す。(答えは全部NO)マスコミや政治家が垂れ流す地球温暖化のイメージに振り回される前に、ぜひ手にとって欲しい本。京都議定書のような巨額の費用をかけてほとんど効果のない対策よりも、もっと優先するべきことがあるなら、まずはそこからだ。 続きを読む

  • basato

    ★★★★★ 環境問題についての論議は「温暖化してるか、してないか」「CO2は温暖化に関係あるか、ないか」というYES/NOの極論対決になりがち。しかし、本書は「温暖化はしてるし、CO2はその一因。けど、CO2削減よりずっと低コストで効果的な手段があるよね」というバランス感覚が優れた論調。それに膨大な裏づけデータを掲載。要旨だけ知りたい人は、第1章と結びだけ読んでもよい。この分析があってるかどうかはともかく、この視点を得るために、環境問題を語りたいなら必読すべき一冊。 続きを読む

  • chipps1993

    今まで理解していた温暖化とはいったいなんだったのか?長期的な科学のデータを用いてメディアで報道されている大げさな’温暖化’に反論しているのは興味深い。また、自分の都合のいいデータだけを引用し、大げさに訴えかける政治家はプレゼンテーションのいいお手本??同じデータでもさまざまな使い方があるんだなぁ。 続きを読む

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