[Si新書]鳥の脳力を探る
道具を自作し持ち歩くカラス、シャガールとゴッホを見分けるハト
道具を使ってエサを捕る鳥、冬を乗り切るために貯食をする鳥、滑り台すべり降りて遊ぶ鳥。そう。鳥は私たち人間が思っている以上に高い知能と知性をもった生き物なのです。本書では、鳥はどれだけ賢い生き物なのかを脳のメカニズムなどを通じて検証します。
道具を使ってエサを捕る鳥、冬を乗り切るために貯食をする鳥、滑り台をすべり降りて遊ぶ鳥。そう。鳥は、私たち人間が思っている以上に、高い知能と知性をもった生き物なのです。本書では、鳥はどれだけ賢い生き物なのかを、鳥の脳のメカニズムなどを通じて検証していきます。本書を読めば、鳥に対して抱いていた認識が大きく変わること間違いなし!
第1章 鳥って、どんな生き物?
第2章 鳥の知能はどのくらいのレベルにあるのか
第3章 鳥の実力
第4章 人と鳥の未来を考える
■著者紹介
ノンフィクション作家、サイエンス・ライター。上智大学理工学部物理学科卒。大学での専攻は、幾何光学および波動光学。かねてより、鳥と日本人の関係に強い関心があったことから、1996年より飼鳥史の研究を始める。現在は鳥を中心に、人間と動物の関係をルポルタージュするほか、先端の科学技術を紹介する記事も執筆。『大江戸飼い鳥草紙』(吉川弘文館)、『飼い鳥:困った時に読む本』(誠文堂新光社)といった著作に加え、支倉槇人名義でフィクションも書いている。