
身近な昆虫のふしぎ
その姿、そのカタチ、ムシ好きなら絶対に見逃せない!!
昆虫の種数が3万を超える日本で正しく見分けるのはなかなか難しいもの。そこで本書では、同定に役立つイラストと昆虫写真の第一人者である著者の写真と解説を添え、身近な昆虫の見分け方についてわかりやすく解説します。昆虫好きなら見逃せない1冊です。
第1章 近所にいる昆虫たち
第2章 里山<草原>にいる昆虫たち
第3章 里山<雑木林>にいる昆虫たち
第4章 里山<水辺>にいる昆虫たち
第5章 一度は見てみたい昆虫たち
■著者:海野和男
1947年、東京生まれ。昆虫を中心とする自然写真家。東京農工大学の日高敏隆研究室で昆虫行動学を学び、同大学時代に撮影した「スジグロシロチョウの交尾拒否行動」の写真が雑誌に掲載されたのを契機に、フリーの写真家の道を歩む。アジアやアフリカの熱帯雨林地域で昆虫の擬態を長年撮影。著書に1994年日本写真協会年度賞を受賞した『昆虫の擬態』(平凡社)をはじめ、サイエンス・アイ新書『デジタル一眼レフで撮る四季のネイチャーフォト』『子供に教えたいムシの探し方・観察のし方』や『デジタルカメラで撮る海野和男昆虫写真 WILD INSECTS』(ソフトバンク クリエイティブ)、『蝶の飛ぶ風景』(平凡社)、『大昆虫記』(データハウス)、『蛾蝶記』(福音館書店)などがある。日本自然科学写真協会会長、日本昆虫協会理事、日本写真家協会などの会員。