発売日 2011年09月15日(木)

Happy Death Day 自殺屋ヨミジと殺人鬼ドリアン

著者名:望公太(著者) 晩杯あきら(イラスト)

¥590(税別)

ISBN:
978-4-7973-6731-7
サイズ:
文庫
ページ数:
208
付録・付属:
-

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著者紹介

著者・望公太

イラスト・晩杯あきら

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  • 劣化西尾維新

    1.0
    カペる

    いい加減そこには二匹目のドジョウはいないと伝えたい。世界に満足して、自分が大好きで、戯れ言を言う主人公と、その主人公を自殺させてあげるヨミジ。大きな事件もなく、主人公の言葉遊びやら、殺人好きな少女が現れたり、占いで儲けている兄が現れたり……。その個性的(キャラクターとして深みはない)なキャラとの会話劇が繰り広げられたり。淡々と物語が進む。ほとんど会話なので、スラスラと読めるが、中身が全くない。西尾維新の小説の悪い部分だけを残したような小説。こんな小説もどきに賞を与えて出版させた編集部には首を傾げます。

  • 4.0
    ミーミルの泉

    『Happy Death Day 自殺屋ヨミジと殺人鬼ドリアン』です。第3回GA文庫大賞優秀賞受賞作。著者はHJでも受賞して既にデビューしているので、複数受賞ということになりますが、本作が処女作だそうです。あらすじには「自殺系青春エンタメ」という謎っぽい言葉があります。が、大体その通りの内容でした。主人公シドが死にたがりで、イラストもダークっぽいかということでダークな内容だと思いこんでいたのですが、よく言えばスラスラ読みやすかったです。普通にいえば妙にあっけらかんとした明るさがありました。どちらかというとコメディーに近いくらいの、主人公と登場キャラたちのかけあいは軽快でした。作中で描かれている主人公の死生観については、第一歩目を踏み込みました、という程度の深さです。なので、分かりやすいし部分的になら誰でも共感し得るだろうし、ラノベ読者のメインターゲット層が中二病中高生ということを考えれば、この程度がベストなのだと思います。親友とか兄とか同窓生とか色々なキャラも出てきますが、それによってストーリーが進むというより、会話芸のバリエーションを楽しむのがメインという感じでした。最後にきちんとオチをつけるところまでの構成は上手いと思いました。が、あとがきの後に次へのヒキが用意されているのには驚きました。シリーズとしての主役はヨミジとドリアンらしい。全体としては、技術的には上手いと思いました。では面白いかといいますと、まあつまらなくはないし面白さもあるのですが、こういうタイプの面白さはもう食傷気味かなという、満腹感ではない飽満感が強かったです。よりによってダークであるべき本作品でそういう面白さを打ち出さなくてもよかったのに。評価は★3.5。処女作ということで甘めに切り上げて★4です。

  • レビュー対象商品: Happy Death Day 自殺屋ヨミジと殺人鬼ドリアン (GA文庫) (文庫)

    くまくま

     大学生の紫藤は死にたい。別に嫌なことがあったわけでも、世を儚む理由があるわけでもない。ただもう、自分はこれ以上何も足したり引いたりする必要がないほど完成したと感じたからだ。生きていれば必然的に変化をしてしまう。だから死にたい。 そんな彼が自殺の手伝いを依頼したのが、ヨミジと名乗る自殺屋だ。彼は10万円払えば、1週間後に望み通りの死に方をさせてくれるという。彼に自殺の手伝いを依頼したシドだったが、その依頼が果たされる前に、いま世間を騒がせる快楽殺人鬼の女子高生、椋鳥アンと出会ってしまう。 「僕はやっぱり気づかない」の作者の処女作らしい。世界を救う異能少女たちと、そのあからさまなおかしさを目の当たりにしながらも何も気づかず平凡な日常を送る少年のラブコメであるあちらの作品とは、一見すると全く異なる作品であるように見えるが、実は似通っている部分もあるのではないだろうか? こちらの作品にも、快楽殺人鬼や、謎の自殺屋、大評判の占い師、超能力者など、普通とは言えないキャラクターたちが多く登場する。つまり、どちらの作品にも、いわゆる世界の秘密に直結するキャラたちが主人公の側にいるというのが共通点だ。 そして、先の作品では主人公はその秘密に全く気付かないことで、周囲の人々に日常の幸せを与える。一方こちらの作品では、自分の世界の調和を乱さないために、それらを知っても徹底的に無視する。つまり、どちらも十分な情報に接しながらも、それを自らシャットアウトし、知らないことによって、自らの世界を守ろうとしているのだ。 言葉を選ばずに言えば、これは小さな幸せで満足しようという思想とも言える。それなのに、世界は彼らの手が及ばないほど大きいと感じているのだ。このことに、何となく日本という国の斜陽と、それを反映した人の心を感じずにはいられない。

すべての5レビューを表示

  • K

    直ぐに読めるような面白い話でした!主人公キャラも魅力的ですが自殺屋・殺人鬼も良いキャラでした(*^▽^*)めっちゃHappy Endなのにまさかの続く…(苦笑)まぁ2巻も面白いことを期待できそうですね! 続きを読む

  • ハル

    結構面白かった( *・ω・) 「自殺系青春エンタメ」というあらすじに書いてある通りな作品(笑) 「生と死」という重いテーマなのに、良い意味でユル軽い。ラストシーンも不思議なハッピーエンドで素敵でした。厨二成分は若干キツめ。 処女作ということもあり、荒削りな部分はある。けれど作者の「こういう作品が書きたい!」という意志は伝わってきて、個人的に好印象。最初から小さくまとまった作家より断然いい! たったの200ページ、主人公の一人称&会話中心の文章、勢いで読ませる作風、といった相乗効果であっという間に読了。  続きを読む

  • 王蠱

    「異能バトルは~」「うちのクラスの~」から作者ポロロッカ。自殺や殺人鬼など重苦しいはずのテーマなはずなのに(個人的にも少し苦手な部類の話なのに)しっかり読ませ、そして後腐れも心地の悪さも感じさせない、否むしろ心地よいものすら残るような文章は方向性は異色かもだがやはりこの作家らしい。この作者の作品に登場する「自分の生き方に嘘をつかない」キャラ達とその魅力が処女作のこれの時点でしっかり出せているのが本当に凄い。本文最後まで読み終えた時、シドの『遺書』を読み終えたヨミジの笑顔が自然と頭に浮かんだ 続きを読む

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