[Si新書]狙撃の科学
標的を正確に撃ち抜く技術に迫る
「狙撃」には銃身や機関部などの高い精度だけでなく、正しい照準器の取りつけから、平均弾着点をレティクルの中心に合わせる零点規正、自分の銃に最適な実包を自作するハンドローディングまでさまざまな技術が求められます。距離や風を正確に読む射撃技術も必須です。本書では狙撃を科学的な視点から解説します。
遠方にあるターゲットを狙って正確に当てるのが「狙撃」です。狙撃の発達には、重力加速度、空気抵抗、弾速の測定、強力な火薬や高精度の照準機の開発、精度の高い銃身の製造など、科学技術が欠かせませんでした。本書では、狙撃を、科学的、とくに機械工学的、力学的な観点から解説していきます。
■目次:
第1章 銃を選ぶ
1-01 バーミント(小型の害獣)を撃つ
1-02 警察用狙撃銃とは?
第2章 銃身と機関部
2-01 ライフリングの加工法と命中精度
2-02 クラウンの意義
第3章 照準器
3-01 アイアンサイトとは?
3-02 オープンサイトのいろいろ
第4章 スコープの取りつけと零点規正
4-01 スコープマウントとは?
4-02 スコープをつける前にすべきこと
第5章 射撃術
5-01 安全管理は確実に
5-02 目と耳を保護する
第6章 ハンドローディング
6-01 ハンドローディングとは?
6-02 薬莢のリサイズ①
第7章 銃の手入れ
7-01 火薬で銃は錆びない
7-02 銅を除去する
第8章 野外行動
8-01 野外行動の基本を知る
8-02 偽装とはなにか?
第1章 銃を選ぶ
第2章 銃身と機関部
第3章 照準器
第4章 スコープの取りつけと零点規正
第5章 射撃術
第6章 ハンドローディング
第7章 銃の手入れ
第8章 野外行動