
[Si新書]基礎から学ぶ機械工作
キカイをつくって動かす実践的ものづくり学の工作編
世界をリードする日本の工作機械ですが、それらを自在に扱うには加工技術を知らなければなりません。本書は、樹脂や金属加工に使われる基本的な加工法を解説し、NC工作機械や3Dプリンタの話題を含めて、機械工作のノウハウをまとめました!
本書のスタンスは、機械設計を学んだ初心者の方が、次のステップとして機械工作を学ぶために必要となる基礎的な事項をまとめて提供することです。
初めに、「工作事始」として機械工作の概要を説明し、次に手仕上げ、塑性加工、切削加工、砥粒加工、溶接、鋳造という流れで、金属加工の基本的な事項について解説します。加えて、数値制御を用いたNC 工作機械や産業用ロボットを取り上げ、大量生産を支えている金型についてもまとめました。さらには近年、話題となっているレーザー加工機や3D プリンタなどのデジタル・ファブリケーションを取り上げ、この1 冊で私たちの身のまわりにある工業製品を成形するための金属加工や樹脂加工の基礎を学べるようにしました。
■目次:
第1章 機械工作事始
第2章 手仕上げ
第3章 塑性加工
第4章 切削加工
第5章 砥粒加工
第6章 溶接
第7章 鋳造
第8章 NC工作機械と産業用ロボット
第9章 金 型
第10章 デジタルファブリケーション