[Si新書]図解でかんたんアルゴリズム
情報処理のかなめとなる考え方が
手に取るようにわかる!
コンピュータの動作を決めるアルゴリズムは、プログラマーの能力を引きだす基礎体力。本書は、入門者に必要な重点項目を選びだし、徹底して図解で理解できるようガイドします。これさえあれば、アルゴリズムは怖くない!
プログラムにとってアルゴリズムは、屋台骨となるデータの処理手順を記述するものです。この世にプログラムがあるかぎり、アルゴリズムの改良が続けられます。本書は、アルゴリズムの基礎知識を厳選し、可能なかぎりやさしくまとめました。読むだけで、かならずアルゴリズムのおもしろさに気づいていただけるでしょう。
■目次:
・第1章 アルゴリズムってなにもの?
1-1 アルゴリズムは意外と身近にある(料理レシピ)
1-2 アルゴリズムは人類の知恵の結晶
1-3 ゲームの勝ちパターンもアルゴリズムの一種 など
・第2章 アルゴリズムでデータを扱うには
2-1 データというのは様々な情報のこと
2-2 データには型がある
2-3 もっとも単純なデータは「値」である など
・第3章 データ構造
3-1 大量のデータを効率よく扱うにはそれぞれに適した構造が必要
3-2 よく利用されるデータ構造は?
3-3 「スタック」は本を机の上に積み上げるようなデータ構造 など
・第4章 アルゴリズムの基本を学ぼう
4-1 繰り返し処理がアルゴリズムの基礎
4-21~Nの整数値の合計を求めてみよう
4-3 配列を使うと大量の数値データを簡単に扱うことができる など
・第5章 並べ替えのアルゴリズム
5-1 並べ替え(ソート)は、複数のデータを順番どおりに並べ替えること
5-2 ソートアルゴリズムのあれこれ
5-3 バケツをつかってデータを並べ替える「バケットソート」 など
・第6章 探索のアルゴリズム
6-1 探索(サーチ)とは、複数のデータの中から目的のデータを探し出すこと
6-2 先頭しらみつぶしに調べる「線形探索(リニアサーチ)」
6-3 ソート済みデータのなかから高速にデータを探し出せる「二分探索(バイナリサーチ)」 など
・第7章 そのほかのアルゴリズム
7-1 ニュートン法で高次方程式の解を求める
7-2 ガウスの消去法で連立方程式の解を求める