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脅迫(上)

ノア・ボイド:著者 / 寶村 信二:訳

パトリシア・コーンウェルも絶賛の新作FBI小説! 
全米ベストセラー!
ミレニアムフィルムズがジェラルド・バトラー出演で映画化予定。

女性司会者が〈ルバーコ・ペンタッド〉と名乗る男によって殺害された。百万ドルを支払わなければ、次は政治家を殺すという要求がFBIに届く。捜査官がニセ金を持って指定された場所へ向かうと、そこは三十年前に閉鎖された海軍刑務所だった。内部に仕掛けられた巧妙な罠により捜査官は殺され、犯人は逃亡。数日後には予告どおり議員が殺される。捜査が手詰まりとなる中、かつて犯人追跡に特異な才能を見せていた元FBI捜査官スティーヴ・ヴェイルの所在が明らかになる――。

「元FBI捜査官という経験がこの素晴らしいスリラーに活かされている。
怒涛の展開、類まれなアクション、緊迫したドラマ。スティーヴ・ヴェイルは新しいアメリカン・ヒーローだ」
――パトリシア・コーンウェル

「息つく間もないアクションと真に迫った設定。この作品は本物だ」
――リー・チャイルド

一つの謎を解決しても、実はそれが犯人の偽装工作で……という目まぐるしい展開で、息つく間もなく結末まで引っ張っていく。
詳細な捜査過程の描写、周到な犯行計画、そしてオチの効いた結末、と実に読みどころ満載の作品に仕上がっている。
――読者の感想

定価:770円(本体700円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2013年9月18日(水)
  • ISBN:978-4-7973-7270-0
  • サイズ:文庫
  • ページ数:296
  • 付録:-

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著者紹介

【著者】ノア・ボイド(Noah Boyd)
1943年米国生まれ。元FBI捜査官。二十年以上連邦捜査局に勤務し、『グリーンリバー・キラー』事件や『ハイランドパーク絞殺魔』事件といった難事件にも携わった経歴の持ち主である(後者の事件解決にも一役買っている)。自身の経験に基づいて、FBI捜査官を主人公とした作品を多数執筆。また執筆活動と併せて未解決事件の調査にも取り組んできた。
ノア・ボイドはポール・リンゼイの別名。ポール・リンゼイ名での著書としては『目的』『宿敵』『殺戮』(いずれも講談社文庫)等がある。2011年死去。

【訳者】寳村信二(たからむら しんじ)
1959年生まれ。京都大学大学院修士課程修了。建築設計事務所勤務を経て翻訳家として独立。訳書に『オーロラの魔獣』(L・チャイルド)。

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