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[Si新書]勉強の技術

児玉 光雄:著者

すべての努力を成果に変える科学的学習の極意

高校受験、大学受験、TOEIC、資格試験、昇任試験などで「絶対に結果を出したい」人は多いでしょう。もちろん、勉強には努力が不可欠で、それなりに苦労もあります。努力せずに結果を出すことはできません。しかし、せっかく勉強するなら「勉強した分だけきっちり結果を出したい!」ものです。それには、「正しい勉強の仕方」を知る必要があります。正しい勉強の仕方を知らず、やみくもに勉強しても効率が良くありません。そこで本書では、確実に結果を出せる、正しい勉強の技術を解説します。

■目次:
第1章 脳の活性を促進する技術
第2章 計画する技術
第3章 理解力を高める技術
第4章 論理的思考力を高める技術
第5章 学習速度を劇的に上げる技術
第6章 集中力を手に入れる技術
第7章 モチベーションを高める技術
第8章 記憶の達人になる技術
第9章 ノートを使いこなす技術

定価:1,100円(本体1,000円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2015年11月17日(火)
  • ISBN:978-4-7973-8218-1
  • サイズ:新書/フルカラー
  • ページ数:192
  • 付録:-
  • ①問題が解けた快感を脳に強く刻み込む

    難問を解くとドーパミンが分泌されて快感を得られます。この快感がやる気のもとになります。

  • ②勉強の成否のカギを握る海馬を理解する

    勉強した内容をいかに長期記憶として保存するかが肝になります。

  • ③勉強は時間との闘いと心得る

    制限時間を設けるとダラダラしません。俗にいう「締め切り効果」でプレッシャーをかけ、集中力を高めましょう。

  • ④「集中学習」と「分散学習」を知る

    一夜漬けは翌日のテストには効果があるが、長く覚えていることはできません。出題範囲が狭い定期テストは一夜漬けでしのげても、総合力を試される本番の入試には対応できないのです。

  • ⑤「マトリクス分析」でやるべきことを明確にする

    たとえば勉強すべき項目を4つ書き出して、それぞれのマスに割り当てると、どれにどのくらい注力すればいいか、視覚的にわかりやすくなります。

  • ⑥総合点を争う試験では苦手な科目を克服する

    くつかの科目の総合点が問われ、それぞれ上限(満点)が決まっているような試験の場合は、現実問題として、苦手科目の得点を上げるように勉強するほうが合理的です。

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著者紹介

児玉 光雄(こだま・みつお)
1947年、兵庫県生まれ。追手門学院大学客員教授。前鹿屋体育大学教授。京都大学工学部を卒業後、カリフォルニア大学ロサンジェルス校(UCLA)大学院にて工学修士号取得。米国オリンピック委員会スポーツ科学部門の客員研究員としてオリンピック選手のデータ分析に従事。専門は臨床スポーツ心理学、体育方法学。プロスポーツ選手のメンタルカウンセラーも務めている。スポーツ界各分野のチャンピオンやビジネス界の成功者をさまざまな分野から分析し、ビジネスの能力開発推進にも力を注ぐ。右脳と記憶の関連性について研究を積み重ね、みずからも落語のもちネタ50以上を誇る。『上達の技術』『マンガでわかるメンタルトレーニング』『マンガでわかる記憶力の鍛え方』(サイエンス・アイ新書)、『Kのロジック 錦織圭と本田圭佑』(PHP研究所)、『サッカー日本代表を鍛えた監督力』(イースト・プレス)、『なぜ大谷翔平は二刀流で闘えるのか』(双葉社)、『イチロー思考』『イチロー頭脳』(東邦出版)など、著書は130冊以上。

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