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永遠の始まり Ⅱ

ケン・フォレット:著者 / 戸田裕之:訳 / 藤田新策:イラスト

命がけの苦難の末、レベッカは西側に渡ることに成功した。だがやがて、巨大な壁が完成し、東側の家族との間を完全に分断する。一方、ケネディ大統領のもとで民主的な光が国を照らすなか、希望に満ちたジョージを予想だにしない展開が待ちうけていた。キューバが東西対立の焦点となり、一触即発の危機へと突入していったのだ。司法長官補佐官のジョージとモスクワで第一書記の補佐官を務めるディムカは、それぞれの立場から核戦争回避に向けて必死の画策を続ける。が、米ソの対立は激化し、全世界が死の恐怖でおおわれていった!

定価:968円(本体880円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2016年1月21日(木)
  • ISBN:978-4-7973-7743-9
  • サイズ:文庫
  • ページ数:600
  • 付録:-

著者紹介

【著者】ケン・フォレット Ken Follett
1949年、ウェールズ生まれ。新聞記者、出版社勤務などを経て1978年にスパイ小説『針の眼』を発表、同書はアメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞を受賞した。1989年に発表した『大聖堂』は全世界で2000万部以上を売り上げ、18年後に刊行された続編『大聖堂―果てしなき世界』も大きな話題を呼んだ。壮大なスケールで激動の20世紀を描いた本書「百年三部作」は、フォレット畢生の大作として世界的ベストセラーとなった。

【訳者】戸田裕之(とだ・ひろゆき)
翻訳家。早稲田大学第一文学部卒。訳書に『大聖堂』『巨人たちの落日』ケン・フォレット(ともにSB文庫)、『裁きの鐘は』ジェフリー・アーチャー、『魂をなくした男』ブライアン・フリーマントル(ともに新潮文庫)。他多数。

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