
SIREN MANIACS(サイレンマニアックス)
サイレン 公式完全解析本
昨秋の発売当時、「怖すぎる!」との苦情を受けてテレビCMが放映自粛になり、結果的に「どれだけ恐いのか?」と数多くのユーザーの興味をひいたPS2用ホラーゲーム「サイレン」。日本人が「昔見たことがある風景が呼び起こす恐怖」をテーマに、昭和40年代の廃屋や土俗的な村の風習を”異世界”の郡像劇に仕立て上げた本作は、日本的恐怖を前面に押し出した数少ない本格的なドメスティックホラーとして、国内外からかなり高い評価を受けている作品なのだ。いやホント。 そんな「サイレン」の魅力は、何といってもゲームとしても物語としても二重三重の謎が仕掛けられた凝りに凝られた世界観にある。複雑怪奇なストーリーを楽しむために攻略本を求めるユーザーも多かったのはご存知だろうが、実は現在、プレイヤー間で「サイレン」のストーリー解釈を巡って、ネット上で活発な議論が展開されつつあるという。遊んだだけでは終わらない、クリアしただけでは終わらない謎に満ちた世界……(なんか「ブレア・ウイッチ」みたいですね!?)。そして、そんな「『サイレン』の全貌を知りたい!」という多くのホラー好きなユーザーの声に応えるため、制作が進められたのが本書SIREN MANIACS(サイレンマニアックス)サイレン公式完全解析本」なのである!
「サイレン」を愛するスタッフの手によって制作された本書は、まさに本作に秘められた魅力を完全に解放するファン待望の1冊。 本書だけのために「サイレン」公式Webサイトで掲載されていた、外伝小説『羽生蛇村異聞』の最終話となる第五話を、シナリオ・設定担当の佐藤直子ディレクターが特別に書き下ろし! 公式Webサイトでの公開に先駆け独占収録しているぞ。また、「富江」「うずまき」シリーズでおなじみの、ホラーマンガ界の鬼才・伊藤潤二先生の手による、こちらも描き下ろし「サイレン」オリジナルアナザーストーリ『魔声(ませい)』を収録!! すでにゲームをクリアずみの「サイレン」ファンにとっては、ネット上での議論に際してのサブテキストとして必携アイテムになること間違いなし! ぜひその内容にご期待あれ!!