
宇宙はどこまで明らかになったのか
太陽系の誕生から第二の地球探し、ブラックホールシャドウ、最果て銀河まで
人類が、まだ数%しか解明していないとされる宇宙。惑星、太陽系、系外惑星、高エネルギー、光速ジェット、降着円盤、銀河系、宇宙論などの分野で、どこまで宇宙の謎は解明されているのか? 最新の研究成果で宇宙の謎を明らかにする!
第一部 現在の天文学(入門編)
第二部 宇宙の最前線
・惑星最前線「第10惑星発見(ゼナと衛星)や火星の水、はやぶさ など」
吉川 真(JAXA)
・太陽系最前線「太陽系の誕生-原始太陽系円盤から惑星へ-」
小久保英一郎(国立天文台)
・系外惑星最前線「系外惑星の探査・構造」
田村元秀(国立天文台)
・高エネルギー最前線「ガンマ線バーストをさぐる」
米徳大輔(金沢大)
・降着円盤最前線「ブラックホールシャドウと新モデル」
高橋労太(東大)、渡會兼也(大阪教育大)
・光速ジェット最前線「高エネルギージェット」
大須賀健(立教大)、加藤成晃(筑波大)
・銀河学最前線「最果ての銀河への道」
谷口義明(愛媛大)
・宇宙論最前線「宇宙マイクロ波背景放射と宇宙の進化」
杉山 直(名古屋大学)