発売日 2008年05月26日(月)

リストカットシンデレラ(上)

著者名:春崎 代(著者)

¥1,000(税別)

ISBN:
978-4-7973-4733-3
サイズ:
483249EC-8045-4953-B9C8-FA32EFC8092C
ページ数:
256
付録・付属:
-

購入する

全国の書店、または以下のネット書店よりご購入ください。

※書店によって在庫の無い場合、お取扱いの無い場合があります。予めご了承ください。
※各ネット書店での詳しいご購入方法は、各サイトにてご確認ください。

紙版を購入

電子版を購入

著者紹介

著者・春崎 代

Twitter

Unable to load Tweets

  • 透明な感性で冷静に女の情念を切り取る名作

    5.0
    Amazon Customer

    残酷でありながら、全体を通して透き通るような瑞々しさを感じさせるのは、その独特の時間感覚を的確に伝える確かな構成力にある。まさに緩急自在。人間は時間の流れを一定に感じることは出来ない。どこか、夢を見ているとき。現実を直視しているとき。時間の流れ方は全く異なる。その感情の時間間隔ともいうべき、「間」を逆らうことなく素直に、かつ的確に表している。それが物語全体に大きな「うねり」を生み出していることに気がつける人は、幸せだ。その結果、1ページめくるごとに、読者の心に1枚ずつ積み重なっていくさまざまな感情。不安、期待、おびえ、願望、乾き、安堵。矛盾ではなく「葛藤」。読み進めるほどに積み重なっていった気持ちは、やがてばっさりと切り取られる。あまりに残酷に、あまりに切なく。だから、上巻を読み終わった後、下巻を読まずにいられない気にさせる。ひとつひとつは実に淡々とした文章を、丁寧に紡ぎ上げることで、およそ女性の持つ、残酷な冷静さと、熱い情念を見事に切り取っている。この鮮やかな切り口は、テーマが「同性愛」であることと無関係ではないだろう。新鮮さと、重厚な構成力、この矛盾こそがこの作品の真骨頂であり、これだけのページ数であっても、走るように読み切ってしまえる魅力を生み出す力となっている。透明な感性で女の情念を切り取ったらどうなるのか、それを知りたい人には、おすすめの一冊。

  • 高3の頃は何も正体知らないで読んでたけど改めて読んだらケータイ小説お約束のパターンてんこ盛りで自殺未遂の正当化や未成年の喫煙(しかも小学生で)描写はおろか、同性愛を冒涜しているしすべてにおいて最悪。こういうタイプの小説は嫌い。

すべての2レビューを表示

  • 雨野

    書きたいとしてることには共感できた。そしてなんとなく、羨ましい。 続きを読む

  • 雨宮

    両親の離婚、新たな家族との関係に悩むカイ。やがて思春期を迎えた彼女は、恋愛対象が常に女の子であることに気づく──。社会にうまく適応できないという思いから、自傷行為=リストカットへと走る少女の姿をありのままに描いた自伝的作品。「ポケスペ小説大賞」審査員賞受賞作。 続きを読む

すべてのレビューを読む