王子とやもり~執事革命~ (1)
黒い髪と瞳を持つ”ヴィレ”と、貴族階級の多い”メルト”、そんな2つの民族で成り立つ国・メルトル。
温厚で争いを好まないヴィレの領主・クミが始めたのは、ご主人の身の回りの世話に護衛、なんでもこなす闘う執事、《家守(やもり)》の派遣業だった!?
執事を越える存在《家守》見習いのトトは、先輩たちに連れられ、さまざまな貴族のお屋敷を訪ねるが……。「衣・食・住・すべてをお守りします」がコンセプト! 「本の元の穴の中」の天乃タカが描く、《王子》と《やもり》の物語です。