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[Si新書]超美麗イラスト図解 世界の深海魚 最驚50

北村雄一:著者

目も口も頭も体も生き方も、すべて奇想天外!!

深海探査艇をもつ国はわずか6カ国。ゆえに深海生物が写真や映像で撮られる機会は少なく、研究も十分に進んでいない。しかしそれでも、少しずつだがわかってきたこともある。その研究成果による深海魚の実態を、美麗イラストをもとに解説していく。

■内容:
ムネエソ科 ~光の適応をすべて見れる~
ムネエソ -多角形をした光るコイン-
テンガンムネエソ -銀色の戦斧-
ナガムネエソ -黄色い色眼鏡-

ワニトカゲギス科 ~色覚を独自に進化させた~
ホウライエソ -失敗した脊髄で狩りを行う-
フォトネクテス・マルガリータ -視界から緑を排除した-
ナンヨウミツマタヤリウオ -寿命も体も縮めた雄-
Column なにゆえホテイエソ科はワニトカゲギス科にのみ込まれたのか
オオクチホシエソ -赤い光の狩人-
エレナ族のクラゲ -赤で誘う、赤を見る、赤で見る-
Column 青と眼

ヒメ類 ~何度も泳ぐ生活に戻った~
アオメエソ -眼が緑色に光る-
デメエソダマシ -透明な泣きぼくろで視界を広げる-
マダラヤリエソ -大物狙いの望遠眼-
ムカシヤリエソ -望遠眼がもとに戻った-
ミズウオとキバハダカ -口蓋の鋭い牙が武器-
シンカイエソ -大水深で待ち伏せる-
ボウエンギョ -立ち泳ぎの大物喰い-

アカマンボウ類 ~口がスライドする~
スティレフォルス -スポイトのように進化した-
オプスソプロクツス科 ~4つ目と進化した~
ウィンテリア -わが名は望遠鏡-
ギガントキプリス -パラボラな眼はコンパクト-

頭足類(イカ・タコの仲間) ~初期の眼と最良の眼をもつグループ~
オウムガイ -最初期の眼をもつ-
ダイオウイカ -最長の視程を誇る-
ユウレイイカ -手をつくり直した-
マグナピンナ -腕を垂らして狩りをする-
コウモリダコ -クラゲ並みの省エネ生活-

キロテウティス科 ~貝殻を土台に羽ばたく~
ミューレリとマグナ -ヒレで泳ぐ半透明なタコ-
マレーイ -少晶体を失った頭足類-
スタウロテウティス -光るマリンスノーをまねた-
ヤペテラ・ヒーシ -透き通ったり赤くなったり-
チョウチンアンコウ ~多様な寄生と狩りを実現した~
チョウチンアンコウ -完全な寄生への道-
ラシオグナトゥスとサウマティクティス -めくりあげた上顎が罠-
ギガンタクティスとネオケラチアス -口の外まで歯が生える -

オニアンコウ科 ~もっとも過剰な装飾をもつ深海魚~
オニアンコウ類 -彼女たちのヒゲはなにゆえ光るのか-

定価:1,320円(本体1,200円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2014年3月15日(土)
  • ISBN:978-4-7973-5346-4
  • サイズ:新書/フルカラー
  • ページ数:256
  • 付録:-

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著者紹介

北村雄一(きたむらゆういち)
1969年長野県生まれ。日本大学農獣医学部卒業。フリージャーナリスト兼イラストレーター。深海生物から恐竜、進化まで、幅広い分野で活躍。おもな著書に、『ダーウィン『種の起源』を読む』(化学同人)のほか、『深海生物の謎』『ありえない!? 生物進化論』(サイエンス・アイ新書)、『深海生物ファイル』(ネコ・パブリッシング)、『深海生物図鑑』(同文書院)、『恐竜と遊ぼう』(誠文堂新光社)などがある。

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