発売日 2012年12月15日(土)

[Si新書]外来生物 最悪50
なぜ生態系や固有種存続に悪影響が?
招かれざる種を徹底分析!

著者名:今泉忠明(著者)

¥952(税別)

ISBN:
978-4-7973-5532-1
サイズ:
新書/フルカラー
ページ数:
224
付録・付属:
-

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著者紹介

著者・今泉忠明

今泉忠明(いまいずみ ただあき)
1944年東京都生まれ。東京水産大学卒業後、国立科学博物館で哺乳類の分類を学ぶ。文部省の国際生物計画(IBP)調査、日本列島総合調査、環境省のイリオモテヤマネコの生態調査なに参加。上野動物園動物解説員を経て、(社)富士市自然動物園協会研究員として小型哺乳類の生態・行動などを調査。また川崎市環境影響評価審議会委員を務め、1994年からは日本ネコ科動物研究所所長に着任。1999年6月北海道サロベツ原野にて、世界最小の哺乳類「トウキョウトガリネズミ」を生きたまま捕獲することに世界ではじめて成功する。おもな著書に『猛毒動物 最恐50』(サイエンス・アイ新書)、『図解雑学 動物行動学入門』(ナツメ社)、『ヘンテコ姿の生き物』(技術評論社)、『世界珍獣図鑑』(人類文化社)などがある。

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外来生物最悪50"]
  • 納得できない順位。

    2.0
    Tatchy

    色々載っているが、ランキングの中には「こいつの方が上位ランクの種より環境への影響が大きいんじゃないのか?」と思う種が多々見られるし、「何でこいつが載っていないの?」という種も多い。また、国内移動により遺伝子汚染や特定の生物への被害等の問題が起きている種もいくつか載っているが、これは別に本を作って纏めるべきだと思う。それと、沖縄県でのカメの交雑問題も軽く記載されてはいるが、対象種は中国産セマルハコガメとヤエヤマセマルハコガメ、リュウキュウヤマガメのみ。愛好家に心配されている、交雑可能性が更に高いヤエヤマイシガメの島間移動や「ゼニガメ」と称してクサガメ(やはり交雑する)の幼体が沖縄に持ち込まれている問題は書かれていない。本土のカブトムシが沖縄に持ち込まれて亜種オキナワカブトとの交雑が心配されている問題も同じだ。それと読んで感じたのはこういった問題に対して政治・行政・研究者といった連中がいかに無力かと言う事。無知で問題の本質を全く理解せず次々に悪法を作って取り締まることしかできない。そして、その結果起きている問題や弊害にも目を向けない。心ある民間の愛好家や専門家に考えさせた方がよっぽど効果的で弊害も少ない対処法を作れるだろう。それらの人材の登用を望む。

  • 3.0
    右往左往

    日本にいる外来生物のうち、ワースト50について対象の写真、危険度、外来ルート、分布図などを使用し、説明している本です。フルカラーの写真を用いているため、見た目かわかりやすい作りになってます。本の構成については不満は無いんですが、ランクしてる生き物については何を根拠にランクを決めたのか気になります。どうして植物がランクしていないのか。著者が50位内に入らないと考えた可能性はありますが、種類によっては在来種を駆逐する勢いで勢力を広げているものもあり、(オオカナダモ、ホテイアオイ、オオオナモミ等)そのすべてがランク外というのは腑に落ちません。少なくともコケムシより上のは居るでしょう・・・植物以外でもウリミバエとかアメリカシロヒトリとか・・・まぁ外来種について読み易く、分かり易い本ではありますのであまり気にせず読んだほうが良いかと思います。

  • レビュー対象商品: 外来生物 最悪50 なぜ生態系や固有種存続に悪影響が?招かれざる種を徹底分析! (サイエンス・アイ新書) (新書)

    AMB10

    日本に定着している外来生物を、著者が独自に設定した10個の評価項目について10段階で点数をつけてランク付けし、その由来や現状を平易に紹介している。合計点数の多いものほど悪質とし、点数制だから客観的と謳っている。しかし、日本にいる外来生物のうち、どれを評価対象としたのか触れられていないし、評価項目自体も恣意的で、はたして客観的と言えるだろうか。タイトルは外来生物となっているが、実際のところランクインしているのは全て動物である。さらに、50位にランクされているオオマリコケムシより悪質(上位にくる)と思われる外来動物がいくつも抜けているのも気になる(たとえばアルゼンチンアリ、マツノザイセンチュウ、ニューギニアヤリガタリクウズムシ、イエシロアリ、…)。順位のことなど気にせず、外来動物の一般向けの気軽な紹介として読めばいいか、と思って読み進んでいたら、マングースについての記述があんまりなので唖然とした。報奨金制度で根絶不可能なことは本書にも書かれている通りで、それゆえとうの昔に(2003年から奄美大島で、少し遅れて沖縄やんばるでも)、駆除作業の従事者は数年の移行期間の後、きちんとした訓練を受けた専従の職員に切り替えられている。その結果、いま奄美大島ではマングースは大幅に減少し、それに伴ってアマミノクロウサギやアマミトゲネズミなど希少種が次第に回復してきていることも確認されている。そしてこれらのことは、毎年公刊されている事業報告書だけでなく、ちょうど一年前に出た「日本の外来哺乳類: 管理戦略と生態系保全」といった一般向けの書籍によっても紹介されている。にもかかわらず、本文中には「にもかかわらずマングースは減少の気配をみせず」とある。著者はいわゆる専門家と呼ばれる立場の人だけにこの記述は残念だ。以上、いろいろ気になるところはあるものの、外来生物の現状や課題に対する、本書で述べられている著者の考え方や思いには共感する部分も多いので、☆三つ。

すべての3レビューを表示

  • kinkin

    外来生物とはいえ、連れてきたのは人間。連れてきた責任は人間がとらなければいけない。自分自身、生き物を飼っているため、もし飼いきれなくなったことも考えていきたい。とにかく外に放すことはぜったいにやってはいけない。自戒えおこめて。 続きを読む

  • たくのみ

    ワーストでなく、「最悪」なのだ。よけれと思って輸入した、かわいそうと思って野に放った動物たちが、人間に、環境にとんでもない影響を与えている。そのランキングが深い。 話題のセアカゴケグモなんか47位という低さ。さすが「トウキョウトガリネズミ」捕獲の生物学者だけあって視点が違う。 そして1位アライグマはともかく、マングース、ブラックバスを押しのけて堂々のランクインしたのは、2位野良猫、3位野良犬。 野生生物にとっては「最悪外来種」の両関脇だった。 続きを読む

  • 仲本テンカ

    外来生物最悪No.1が、アニメ名作劇場でお馴染みのア○イ○マだったなんて…。スターリングとラスカルの感動のお別れシーンは、日本で行うと最悪の遺棄シーンへと変貌してしまうのですね。私の地元の場合は、やっぱり、マングースでしょうか。ハブを喰わずに、飛べない鳥のヤンバルクイナを喰い散らかしているそうで、残念です。けれども、そのおおもとは「人の手」ということは、私自身、肝に銘ずる必要があると強く感じました…。ワニガメ……飼ってみたい…。 続きを読む

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