
偽りのくちづけは伯爵と
2010年RITA賞リージェンシー・ヒストリカル部門ファイナリストの著者が贈る、甘く切ないとびきりのロマンス
イギリス19世紀初頭。気の強いおてんば娘のルーシーは幼い頃から兄の友人トビーに恋心を抱いていた。その初恋の相手が、美しく、上品で、持参金もたっぷりある社交界の華ソフィアに求婚しそうだと知った彼女は、あろうことか、兄の旧友のひとりジェレミーにキスを迫る。ルーシーの無分別な行動から急接近したふたり。恋の歯車は意外な方向へ回り始めた……<ロマンティック・タイムズ>ほか各誌大絶賛のデビュー作。
■著者
南カリフォルニア在住。パートタイムで司書の仕事をするかたわら、ふたりの子どもを育て、執筆を続けている。リージェンシー三部作の第1作である本書でデビュー。シリーズ第2作”Surrender of a Siren”が2010年のRITA賞ファイナリストに選出された。