発売日 2011年08月17日(水)

[Si新書]対称性とはなにか
自然・宇宙のしくみを対称性の破れによって理解する

著者名:広瀬立成(著者)

¥952 (税別)

ISBN:
978-4-7973-6280-0
サイズ:
新書/フルカラー
ページ数:
232
付録・付属:
-

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著者・広瀬立成

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対称性とはなにか"]
  • 鏡の対称性から大統一理論まで!

    5.0
    杯を乾かす

    鏡に映る自分は左右対称なのに、上下は逆さまに映らない。なぜか!?よく考えてみると、これを理路整然と説明できない自分に気づく。本書は、この話題だけで、なんと20ページ数ほど費やして説明を試みる。構成は、左ページは説明文で、右ページは図解、という見開きになっているが、この図解にもなかなか重要な情報が書かれているので侮れない。そうこうしているうちに、対称性の自発的破れ、そして、電磁力(ゲージ粒子 光子)と弱い力(ゲージ粒子 質量を持つウイークボソン)を、ヒッグス機構というアイデアを使って統一論を作り、さらにそれらに強い力(ゲージ粒子 グルーオン)を合わせた大統一理論まで、あれよあれよと話が進んで行く。さらに、物質粒子(クオーク、レプトン(電子、ニュートリノなど))とゲージ粒子を統合しようとする、超対称大統一理論まで!ちなみにこの本が書かれた頃は、ヒッグス粒子はまだ発見されておらず、これを読み終えてから、同じ著者による、「図解 よくわかるヒッグス粒子」を購入したところ。この分野に知識がある人には物足りない内容でしょうが、僕のような素人で、概念だけを知りたい。という方なら、この本で、結構スッキリします。

  • 1.0
    こんにゃく尻

     科学の本を思い込みで書くのは無謀な暴挙です。 例えば、「我々の宇宙がビックバン生成された際、粒子と反粒子が必ずペアで生成されたはずだ。つまり、この宇宙には通常の物質の他に、反粒子でできた「反物質」が同じ量、なければおかしい。(略)CP対称性の破れがあると宇宙の進化の過程でこうなった理由を説明しうるのだが、小林・益川理論では量的に破れが小さすぎて宇宙の問題を解決しきれないのだ。」以上『「余剰次元」と逆二乗則の破れ』おわりにp225  広瀬氏は、'(1)CP対称性の破れで物質が反物質より多くなり対消滅で物質のみが残った。'(2)その対消滅の名残が2.7度の背景輻射だ。 というストーリーを好んでいるようで色々他の本でも書いています。しかし'(1)も(2)も未だもってまったく証明されていません。'(1)のサハロフの考えは一見もっともらしく思えてしまうので、皆つい本当かと思ってしまい、またさらにこれに小林益川理論でのCP対称性の破れを組み合わせて説明したくなるのはやまやまで、長年多くの人が試みましたが、それは未だもって全く証明されませんでした。サハロフ流考えは一見もっともらしい考えに見えますが、他にも佐藤勝彦氏のインフレーション理論でも宇宙と反宇宙が宇宙のかなたで離れて存在している説もあります。反宇宙ははるかかなたに存在しているかも知れません。 わかりやすい科学の本を書くのはいいことですが、だからと言って間違っているかも知れないことをもっともらしく書くのは無謀です。科学書は思い込みや願望で文章を書くものではありません。思い込みや願望で科学書を書く罪は大きい。暴挙です。

  • レビュー対象商品: 対称性とはなにか (サイエンス・アイ新書) (新書)

    Amazon Customer

     この本は、私をくすぐってくれました。 面白かったけど、むずかしかった。 とりあえず、読破しましたが、どれくらい理解できたのか……。 悔しい。 ぜひ、再挑戦したいと思います。 本当に、悔しいぞ!

すべての3レビューを表示

  • masa

    物理について予備知識はあまり持ち合わせていませんでしたが、サッと読んでみて概観を掴む本なので頑張って通読しました。高エネルギーで高い対称性を持った原始宇宙から、エネルギーが下がって行くにつれ対称性が破れていった。そして、対称性の破れが起こるにつれ宇宙には規則性がもたらされた。生命科学に携わるものとしては、著者が「生命とは対称性の破れの極限ともいうべき高度な組織化が起こったもの」という風に表現していたのは興味深かった。この本を足がかりにして教養を深めるため他の物理関連の本も読んでみようと思いました。 続きを読む

  • YnariY

    以下、自分用メモ 水蒸気、水、氷という3つの状態を対象性の視点から、統一的に   理解することができた。注目することは、温度が下がってくると、   気相→液相→固相というように水の状態が相転移を起こし、そのつど   対象性が失われ(対象性が破れ)、バラバラに運動していた水分子   が規則的に配列して結晶になることだ。対象性を基礎にして、自然界   に規則性がつくられるしくみを理解できるのである。   ここまでくると、自然現象が対象性に支配されているという重要な   事実が明らかになる。対象 続きを読む

  • むちれお

    とりあえずざっと読んでみた。解り易いところもあるが、ちょっと説明が省略されていて理解できないところも散見される。もちろんもともと難しい問題なので、他の本も読んでみると補足できそうだ。 続きを読む