発売日 2013年11月07日(木)

[Si新書]質量とヒッグス粒子
重さと質量の違いから測り方、質量の生成にかかわるヒッグスメカニズムまで

著者名:広瀬立成(著者)

¥1,200(税別)

ISBN:
978-4-7973-6565-8
サイズ:
新書/フルカラー
ページ数:
240
付録・付属:
-

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著者紹介

著者・広瀬立成

広瀬立成(ひろせたちしげ)
1938年、愛知県生まれ。1967年、東京工業大学大学院博士課程修了。東京大学原子核研究所、ハイデルベルク大学を経て、東京都立大学教授、早稲田大学理工学総合研究センター教授などを歴任。専門は高エネルギー物理学。理学博士。東京都立大学(現首都大学東京)名誉教授。高エネルギー加速器研究機構での実験、アメリカ・ブルックヘブン国立研究所、欧州原子核研究機構との国際共同研究を推進し、多くの成果をあげる。NPO法人町田発ゼロ・ウエイストの会理事長。おもな著書に、サイエンス・アイ新書『対称性とはなにか』や、『図解雑学 よくわかるヒッグス粒子』『図解雑学 超ひも理論』『図解雑学 燃えつきた反宇宙』『図解雑学 地球環境の物理学』(ナツメ社)、『朝日おとなの学びなおし! 相対性理論 エネルギー・環境問題への挑戦』『朝日おとなの学びなおし! 宇宙・物質のはじまりがわかる量子力学』(朝日新聞出版)、『超対称性から見た物質・素粒子・宇宙』(講談社ブルーバックス)、『相対性理論の一世紀』(新潮社)などがある。

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質量とヒッグス粒子"]
  • 重要なものが抜けている

    3.0
    バイクマン

    なぜか、この本でもキャベンディッシュの実験が抜けている。キャベンディッシュの実験は鉛の玉同士が互いの質量が発生する引力で引き合う、わずかな力を計測したと言われている。質量が重力を生むことの証明にもなっている。しかし、鉛は反磁性体でキャベンディッシュの実験は電磁気力を観測したのではないかという疑問が上がっている。質量が重力を生むという証明はないのだ。また、万有引力において、宇宙空間に働く重力と地上の重力が同じとする証明は存在しない。惑星同士の運動では、互いに衝突しないため斥力の存在が17世紀の天文家の間では常識だった。天空を惑う星同士が衝突しない原因ー斥力をニュートンは無視したとカントは批判している。もうひとつ抜けているのが電磁質量だ。電荷をもつ粒子は力を加えられると後方に磁場を発生させ、この磁場が荷電粒子を引き付けるため抵抗が生じる。電磁質量は20世紀前半に知られていた。この3つを無視している標準理論とは何だろうか? クオーク、ダークマターの存在を前提にした重力へのアプローチは、大きく間違っていると感じた。

  • 肝心のヒッグス粒子?

    3.0
    LAW人

    おそらく本書は、私のような一般読者を対象としていないのだろうという読後感なのだが、本書の約2/3(4章前半)くらいまでは何とか食い付いていけても、4章後半〜5章前半辺りは全くお手上げであった。自分の理解力の欠如は充分に認めているが、その上で一読者としての印象・要望を述べたいと思う。まず本書はトピック毎に見開き2頁を使用し、1頁ないし1頁と1/3程度にテキスト解説、残り1頁以下に図説・イラストの構成だが、トピック自体は見開きで完結するより内容面で次項以下(複数頁)へ連続するものが多い。前半部(4章前半くらい)までは私でも充分に理解できる内容であり、むしろ図説頁に人物イラストだけのものも散見され、わざわざ人物画を付する点に疑問を感じた。この辺りまでは、アリストテレスからアインシュタイン前後の主要理論の解説である。ところが4章中盤辺りからはそれまでの筆致とは変わって、極端に難度・抽象性が高くなる。加えてテキスト解説で触れていない?図説や、テキスト解説と図説が噛み合っていないものがあったり、あるいは解説がないか簡略な要旨のみでテクニカル・タームが頻出する。例えば肝心の「ヒッグス粒子」は「標準理論は……真空を満たすヒッグス粒子から成り立っている……最近の実験によって、ヒッグス粒子が姿を見せた」(170頁:右解説の図説頁は基礎理論の超ひも理論に至る統一流れ図である)、そして「ヒッグス粒子もまたボーズ粒子であるから、真空中に充満している」(174頁)という。真空中に存在するのは解るが、それが一体何であるかの具体的・比喩的な解説が伝わってこない。「ボーズ粒子」や「ゲージ理論」もこのような難度・抽象性が高い解説で、私の理解力のレベルではない。率直に言えば、これらに代表される4章後半〜5章前半とそれ以外の難度・抽象性の落差が大きすぎるのである。ある概念の解説が往々にしてそれ以前に解説した概念に依るため、私にとっては理解不全をそれ以前の理解不全で理解するような、理解力の負のスパイラル状態なのである。LHC加速器により陽子同士を光速に近い速度で衝突させて、『ヒッグス粒子』を発見したという程度の知識は本書を読む以前から持っていたが、本書ではヒッグス粒子とは何ぞや?という最大の疑問は解けなかった。この4章後半〜5章前半辺りが、おそらくヒッグス粒子の肝なのだろうが、当該箇所は私にはハードルが高すぎたようである。

  • 標準理論から・・物質粒子(12)、力を伝える粒子(4)、真空粒子(1)..ヒッグス粒子としています。

    5.0
    Amazon カスタマー

    標準理論より計17個の粒子が誕生した。その中の真空粒子=(ヒッグス粒子)としています。

すべての6つのレビューを表示

  • shinano

    「質量」という観点からの人類知の“おおまかな”おさらい書だった。ヒッグス粒子やヒッグス機構を素人ながらも知りたいという一冊でもない気がする。単元ごとの文字数制限とそういう構成にした著者か出版社(編集者か担当者)か、初心者用でありながら、初心者に「だから、ヒッグス粒子ヒッグス機構って何?」に難しいけれど、本当にかみくだいて、あまり答えられていない本。それが残念。幾多の物理の偉人の肖像イラストで、物理事象を代弁できると思わないがね。こういうところに、素人用という大義名分をたてにしていると思える。 続きを読む

  • ヘビメタおやじ

    短いトピックの積み重ねで読みやすいです。説明が足りないような気もしますが、これ以上専門的にやられても、理解できないと思いますが。ダークマター、解明される日がいつか来るのでしょうか? 続きを読む

  • fukurou3

    この話題について書かれた本の中でも、中学生でもわかるくらいに最も易しく書かれている。 続きを読む

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