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[Si新書]質量とヒッグス粒子

広瀬立成:著者

重さと質量の違いから測り方、質量の生成にかかわるヒッグスメカニズムまで

古代ギリシャの時代から1964年にヒッグス粒子の存在を予言し、2013年にノーベル物理学賞を受賞したヒッグスとアングレールら多くの科学者が、質量とはなにか、どうやって誕生してきたのかを解き明かそうと研究に研究を重ねてきた。その成果をすべて解説する。

■目次:
序章 物理学の大革命:標準理論の確立
第1章 ニュートン力学と質量
第2章 質量はどのようにして測るのか
第3章 質量とエネルギーの同等性
第4章 質量の担い手:ミクロの世界へ
第5章 質量の生成:ヒッグスメカニズムとは
第6章 宇宙と質量

定価:1,320円(本体1,200円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2013年11月7日(木)
  • ISBN:978-4-7973-6565-8
  • サイズ:新書/フルカラー
  • ページ数:240
  • 付録:-

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著者紹介

広瀬立成(ひろせたちしげ)
1938年、愛知県生まれ。1967年、東京工業大学大学院博士課程修了。東京大学原子核研究所、ハイデルベルク大学を経て、東京都立大学教授、早稲田大学理工学総合研究センター教授などを歴任。専門は高エネルギー物理学。理学博士。東京都立大学(現首都大学東京)名誉教授。高エネルギー加速器研究機構での実験、アメリカ・ブルックヘブン国立研究所、欧州原子核研究機構との国際共同研究を推進し、多くの成果をあげる。NPO法人町田発ゼロ・ウエイストの会理事長。おもな著書に、サイエンス・アイ新書『対称性とはなにか』や、『図解雑学 よくわかるヒッグス粒子』『図解雑学 超ひも理論』『図解雑学 燃えつきた反宇宙』『図解雑学 地球環境の物理学』(ナツメ社)、『朝日おとなの学びなおし! 相対性理論 エネルギー・環境問題への挑戦』『朝日おとなの学びなおし! 宇宙・物質のはじまりがわかる量子力学』(朝日新聞出版)、『超対称性から見た物質・素粒子・宇宙』(講談社ブルーバックス)、『相対性理論の一世紀』(新潮社)などがある。

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