
新撰組異聞 月花去来
真崎春望×新撰組×吸血鬼―――妖しくも艶やかなコラボレーション!
連載雑誌休刊のため未完に終わっていた真崎春望の幻の傑作が、描きおろしを加えて15年ぶりに復刊! ふたりの美しい男たちが織り成す、激しく切ない物語の行き着く先は……
新撰組の副長・土方歳三はその死の間際、己の魂を犠牲とするかわりに、志半ばで病に死んだ盟友・沖田総司との再会の宿願をかける。
それから百二十余年後―――。土方の宿願は成就し、沖田は平成の世に転生する。かつて命をかけた函館五稜郭の地で、いま再びめぐり合った土方と沖田。…しかし再会と引き換えに土方が払った代償は、あまりにも大きかった。土方は人間の魂を失い、血を吸う化生へと変化していたのだ―――!
吸血鬼と化した土方を人間に戻すため、2人は再び宿縁の地・京都へと向かう。
■真崎 春望 HARUMO SANAZAKI
12月20日生まれ 射手座 O型 東京都出身<br>1981年『愛を希望します』でデビュー。ミステリーから伝奇ロマンまで幅広く手がけ、現在はとくにロマンス作品を多数発表している。代表作に『エンジェル・ウォーズ』『安倍晴明』など。2010年、ソフトバンク クリエイティブ【マイ ロマンス コミックス】創刊に参加し、『妖精の贈り物シリーズ』全3巻をリリースした。