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[Si新書]論理的にプレゼンする技術<改訂版>

平林 純:著者

聴き手の記憶に残る話し方の極意

理系、文系を問わず、ビジネスシーンではプレゼンを避けて通れません。わかりやすいプレゼン術は全社会人の必須スキルといえます。本書では、「そもそもよいプレゼンとはなにか?」といった基礎のキソから、発表に臨む際の心構え、事前準備から、発表シナリオのつくり方、発表中の正しい振る舞い、パワーポイントの効果的な使い方、聞き手を飽きさせない技術、質疑応答のじょうずな方法まで解説していきます。

■目次:
第1章 「よいプレゼン」ってなんだろう?
第2章 わかりやすい「プレゼンストーリー」をつくる!
第3章 おろそかにしちゃいけない! 事前準備
第4章 資料づくりの大前提を押さえる
第5章 わかりやすいスライドづくりの基本
第6章 反面教師に学ぶ! 聴き手を惑わす発表資料に要注意!
第7章 聴き手が引き込まれる発表資料のつくり方
第8章 プレゼン発表テクニック

定価:1,100円(本体1,000円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2018年4月17日(火)
  • ISBN:978-4-7973-9425-2
  • サイズ:新書/フルカラー
  • ページ数:192
  • 付録:-
「結婚してください!」も立派なプレゼン

「相手」に「私と結婚してください」というあなたの意図を説明し、そのあなたの提案、つまりプロポーズを理解、納得してもらったうえで、さらには同意して結婚してもらうわけです。これはまさにプレゼンです。

「相手の現状」→(あなたの提案)→「相手の将来(メリット)」を考えよう

相手の現状を分析し、相手の視点から見て、「あなたの提案」に沿って行動すれば自分(相手)にとって将来メリットがある、ということを実感させる「ひとこと」を考えなければいけません。

原因と結果がつながっていることが重要

因果関係がなければ、人は物事のつながりや関係性を納得することがなかなかできません。逆にいえば、因果関係さえ語られてしまえば、その因果関係がホントであろうとウソであろうと、その話を納得してしまうことも多いのです。

聴き手が「おもしろい」と感じると……

呑み込みやすく、おもしろい(興味をもたれる)プレゼンにすれば、あなたのプレゼンは「8割増し」になります。

プレゼンの基本パターンを知るとプレゼン準備が簡単になる

「自分のプレゼンがどのパターンか」を知っておけば、「プレゼンでなにをどのように相手に伝えなければならないか」を間違えずに形に落とすことができます。

説明や表現は簡潔なほど伝わりやすい

わかりやすくするために短く表現するには、時間や説明語句に限りがあるなかで、余分な部分を切り捨てる作業が必要です。

「説明=ミニスカート」の法則で不十分な説明をなくそう

文章の長さは女性のスカートのようなもので、短ければ短いほどいいのですが、「肝心な部分」は覆いつくさなければなりません

聴き手の「無意識の欲求」を引きだす

あなたのプレゼン内容の「新しさ」=「相手が無意識に欲していたもの・欲しているもの」であることが、好印象のプレゼンをするためには、とても大切なことです。

長すぎるプレゼンは聴き手の不満すら生みだす

多くの場合、聴き手は「長すぎる説明、プレゼン」を非常に嫌います。その結果、プレゼンテーターであるあなたを憎み始めたりすらします。

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著者紹介

1968年、東京都生まれ。1992年、京都大学理学部地球物理学科卒業。1994年、京都大学大学院理学研究科修士課程修了。物理プロセス制御・設計エンジニア。各種『技術者のためのプレゼンテーション講座』講師(技術情報協会など)。おもな著書に『理系のためのプレゼンのアイディア』『史上最強 科学のムダ知識』(技術評論社)、『理系サラリーマン 専門家11人に「経済学」を聞く!』(光文社)。
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