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[Si新書]ドッグファイトの科学 改訂版

赤塚 聡:著者

知られざる空中戦闘機動の秘密

「ドッグファイト」は、戦闘機同士の空中格闘戦です。空対空ミサイルの高性能化でその機会はなくなるともいわれましたが、近年登場しているレーダーに映りにくいステルス戦闘機がより一般的になれば、至近距離でいきなり敵機と遭遇し、ドッグファイトにもつれこむ可能性が高まるとも考えられています。本書では、おもにジェット戦闘機のドッグファイトとして用いられる空中戦闘機動を科学的な視点から解説します。

■目次:
第1章 戦闘機の機動の基本を知る
第2章 各種の基本戦闘機動
第3章 戦闘機に搭載される武装
第4章 戦闘機の戦い方
第5章 素朴な疑問

定価:1,100円(本体1,000円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2018年6月16日(土)
  • ISBN:978-4-7973-9505-1
  • サイズ:新書/フルカラー
  • ページ数:192
  • 付録:-
航空機の運動(機動)可能な領域(V-n線図)

V-n線図は、どの速度域でどれだけのGがかけられるか(機動できるか)を示している。設計運動速度(VA)付近の速度で旋回するのが

もっとも効果的である。なお、失速速度(Vs)は水平直線飛行(1G)が維持可能な最小速度のことであるが、操縦桿を前方に突

いて0G状態(迎え角0度)にすれば、たとえ速度がゼロでも失速しない

ハイスピード・ヨーヨー
右翼下にAAM-4Bを搭載したF-2A

装備化にともなう改修では、専用の指令送信機の追加と火器管制用ソフトウェアの更新などが行われた

アクティブ・フェイズド・アレイ・シーカーを採用したAAM-4B

AAM-4はAIM-7とは異なり後ろが操舵翼となる。前翼の後方に見える黒色の四角形の部分がアクティブ・レーダー方式の近接信管

敵が数的に勝っている場合の機動例
航空自衛隊のF-15

ドッグファイトという局面から見れば、現在でもトップクラスの性能を誇る。航空自衛隊では対領空侵犯措置任務を実施しているが、国籍不明機に接近して行動を監視している際に突然相手が敵対的な行動をとる可能性も皆無ではないため、今後もドッグファイトを想定しておく必要がある

航空自衛隊に配備が開始されたF-35A

第5世代のステルス戦闘機である同機の導入により、空対空戦闘の戦術は大きな転換期を迎えることになる

航空自衛隊の飛行教導群

F-15DJに独自の迷彩塗装を施して任務にあたっている

赤外線誘導ミサイルの攻撃エンベロープの進化

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著者紹介

1966年、岐阜県生まれ。航空自衛隊の第7航空団(百里基地)でF-15Jイーグルのパイロットとして勤務。現在は航空カメラマンとして航空専門誌などを中心に作品を発表するほか、執筆活動や映像ソフトの監修なども行っている。日本写真家協会(JPS)会員。おもな著書は『航空自衛隊「装備」のすべて』『ブルーインパルスの科学』『ドッグファイトの科学』(サイエンス・アイ新書)、『航空自衛隊の翼 60th』(イカロス出版)。

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