
[Si新書]天才の発想力
エジソンとテスラ、発明の神に学ぶ
発明王エジソンと、交流電力システムを始め、ラジオ、ラジコン、蛍光灯、放電照明などを発明したニコラ・テスラ。本書はこの2人の天才発明家の発明品やエピソード、人生、語録などを通して、すぐれた発想やアイデアを生み出すのはなにが必要かを解き明かす。
世紀の発明王といえば、誰もがトーマス・エジソンを思い浮かべる。しかしほぼ同時期に、エジソンと交流があり、交流電力システムを始め、ラジオ、ラジコン、蛍光灯、放電照明などを発明したニコラ・テスラがいたことはあまり知られていない。本書では、この2人の天才発明家の発明品やエピソード、人生、語録などを通して、すぐれた発想やアイデアを生み出すのはなにが必要かを説くものである。 2人の天才には発明家としての資質や個性に大きな違いが見られ、エジソンは白熱電球の発明に見られるように努力と試行錯誤を重視。テスラは発想をなにより重視し、努力はそれに附随すると考えた。 この2人の大発明家の発明と生きざまは、文字通りアイデアと発想の宝庫であり、理工系の読者であれば知っていて損はない情報である。