■元・吉本興業プロデューサーによる“魅せ方”トレーニング

「覇気がない！」

「挙動不審だぞ」

「オレをなめてんのか」

「逆ギレか？」

「ぼーっとするな！」

「おまえの声はイライラするんだよ！」

自分ではいいと思っても、他人にはこちらの意図はあんがい伝わらないもの。

PCやケータイを多用する今日、生身のコミュニケーションが苦手なのもうなずけます。

でも、これは残念。

ちょっとの工夫で、コミュニケーション能力は大幅に改善できるのです。

相手を感動させ、泣かせ、笑わせる……コミュニケーションの専門家である芸人・役者に注目し、その演技ノウハウを研究。そこからビジネスの現場に役立つスキルを抽出、24のトレーニングに仕立てたのが本書です。

ポイントは３つ。

「目力」「表情」「声」

たったこれだけで、相手に比べ圧倒的優位を勝ち取れます。

交渉の場で優位に立ちたい、部下を統率したい、仲間の信頼を勝ち取りたい、お客さまに気に入られたい、デキる人に見られたい、不利な立場を大逆転したい、気難しい相手を手なずけたい、冷静沈着な人になりたい、「ここぞ」というとき勝負を決めたい……こんなとき、本書のトレーニングが役立ちます。

トレーニングは90秒が基本。

しかも役者のけいこがもとですから、楽しみながら習得できます。

あなたも名優になった気分で、結果が必ず出る、「すごいコミュニケーション・スキル」を身につけてみませんか？

■著者について

眞邊明人（まなべ あきひと）

株式会社先駆舎代表取締役社長

1968年生まれ。同志社大学文学部卒。大日本印刷勤務を経て、97年に吉本興業入社。木村政雄氏のもとで主に新規事業を手がけ、年商20億円を超えるビジネスに成長させる。2002年吉本興業を退社し、エンタテイメント事業と教育事業を展開する株式会社先駆舎の経営責任者に就任する。以来、映像制作事業、シアター事業、教育事業、セールスプロモーション事業など多岐にわたる事業を展開し、シアター事業では「アクトリーグ」という、日本初の俳優たちのプロリーグを設立、推進中。また、教育事業においては「アクトレーニング」を開発・体系化。大学・企業で講義・研修し、高い評価を得ている。