発売日 2009年03月17日(火)

[Si新書]レアメタルのふしぎ
けっこうあるのになぜ「レア」? 楽しく学ぶ希少金属の基礎

著者名:齋藤 勝裕(著者)

¥952(税別)

ISBN:
978-4-7973-5155-2
サイズ:
2919B434-48F3-4296-90A8-9F65386C1846
ページ数:
224
付録・付属:
-

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著者・齋藤 勝裕

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レアメタルのふしぎ"]
  • 幅広い内容をコンパクトにわかりやすく整理

    4.0
    Edgeworth-Kuiper-Belt

    「レアメタルの需要は、今後ますます増えるでしょう。しかし、残念なことに日本にとっては、ますます手に入れにくい金属になっていくことでしょう。それではどうしましょう?倹約や回収では限度があります。抜本的な解決策は、レアメタルからの脱却です。それが技術立国・日本に課せられた使命なのです」。本書のマスコットキャラクターである「メタルちゃんファミリー」のイラストがあちらこちらに登場する。カラー刷りで図や表も豊富で、説明もコンパクトで分かりやすい。しかし、そのような一見やさしそうな表面的な印象とは反対に、この本が網羅している内容は実に多岐にわたっている。レアメタルとは何かから始まり、その性質や分類、医療や健康との関係、各種素材や合金としての応用、半導体技術、燃料電池、太陽電池、永久磁石、超電導、ニューセラミックス、LEDや有機ELやレーザーなどの発光・表示装置、各種の触媒としての応用、原子力技術との関係、採掘や精錬、資源の国別分布、再利用の現状、代替製品の研究、他。また、この本の特徴として、レアメタルとその利用分野の紹介だけにとどまらず、どのような原理でどのように作用するのかといった科学的な解説を、できるだけ簡潔でやさしく丁寧に随所で試みていることがあげられる。本書を理解するには理工系分野の基礎知識を持っているのに越したことはないと思われるが、そうでない方であっても、レアメタルがどういうもので、実に幅広い用途があって、生活に不可欠なものであり、そして何が問題になっているかは実感できると思われる。元素の名前がどうやってついたかなど、ところどころに興味深いコラムもはさんであり、最後まで関心を切らさずに読める。トリウム原子炉や金属ナノ粒子の話まで出てくる。予想したより中身が濃くて読み応えのある一冊だった。

  • 5.0
    A+13

    仕事で用いる資料だけでは不十分であると思い、その表紙から半ば馬鹿にした気持ちで購入。なんでもそうですが、見かけで判断するべきではありませんね。今では再読の書になっています。もちろんレアメタルの入門書にも最適です。

  • レアメタルってなんだろう

    4.0
    糸音

    いろいろと話題になっているレアメタル。名前はよく聞くが、では何だと聞かれるとなかなか説明できない。そんなレアメタルについて本書はイラストや図などを多用して、1テーマずつ見開きでコンパクトにわかりやすく説明してくれるのである。ただわかりやすいと言っても内容が薄いわけではない。以外と難しい部分も多いがレアメタルの全体像をよく知ることができるように構成されている。「レア」といいながらも実は結構存在しているというのは聞いたことのある話だ。ではなぜ「レア」といわれるか、なぜそれらの金属が「レア」なのか、そんな基本的なことからきちんと説明してくれる。そもそも金属とは何かから、一定の科学の知識は必要だが、科学的特性や用途についても懇切に説明している。レアメタルそのものよりも他の金属に少量混ぜたときに大きな効果を発揮するというのはなかなかに面白い。だからこそ少量でも大きな効果を発揮すると言うことだろう。レアであっても貴金属とレアメタルの違いというのもよくわかる。レアメタルが重要なのは人間の都合であるが、いかに現代社会がレアメタルの恩恵を被っているか、レアメタルの確保が産業の命綱であることがよくわかる。では資源ナショナリズムに翻弄されつつあるレアメタルとのつきあい方はどうなるのであろうか。本書で触れられているようなアモルファスなどのコモンメタルの活用や都市鉱山をはじめとする3Rが重要になって来るであろう。不断の技術革新に期待である。

すべての5レビューを表示

  • いきもの

    レアメタルについてざっくり種類や用途、課題など。埋蔵量が多くても産出国が偏ってるとレアメタル。というかレアメタルはかなり種類が多いので一概には語れないのだな、という感想。中国が輸出規制し始めた頃に出た本なので懐かしさを感じる。 続きを読む

  • すいみん

    恥ずかしながら触媒の具体的な作用をこの本で初めて知りました。 一時的とはいえくっつくんですね。アモルファスや最近話題の海底鉱床によって多少は需給が収まるといいのですが。…この本以外でアモルファスについて聞いた事ないですが、研究規模小さかったりするんでしょうか 続きを読む

  • はるゆう

    流し読み。書いてあることが違和感なく読めるようになってきたので、徐々に化学に関する基礎知識を得ているなぁ、と本書と関係ないところでうれしくなってしまった。内容は、無機化学に関することがいろいろとまとめられている、という感じであった。白金の触媒としての偉大さを改めて認識することができた。 続きを読む

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