
[Si新書]おもしろ実験と科学史で知る物理のキホン
力・熱・光・電気・流体がスラスラわかる
力・熱・光・電気・流体という物理の基本的な考え方を知るために、身近なものを使った実験が大いに役に立ちます。本書では、物理の科学史をひもときながら、要所となるポイントを解説し、それを身近な実験で体験できるよう工夫しています。
本書は、函館新聞で500回もの科学実験コラムを連載してきた著者が、手もちの実験ネタの中から、力・熱・光・電気・流体の物理法則を理解するのに役立つものを厳選し、物理法則の科学史や理解するポイントとともに、やさしくイラストで紹介します。物理が苦手だった人でも、自分で実験してみることで、その本質がスラスラ理解できることでしょう。
■目次
第1章 力学の探究
第2章 熱の探究
第3章 光の探究
第4章 電気の探究
第5章 流体の探究
■著者紹介
1966年、北海道生まれ。北海道大学大学院地球物理専攻を修了し、現在は市立函館高等学校物理教諭、公立はこだて未来大学非常勤講師を兼務。平成17年度日本物理教育学会より学会賞である大塚賞、平成19年度文部科学大臣優秀教員表彰を受賞。趣味は物理実験道具の開発と楽器演奏(ベース)および作曲、編曲。著書に『なぜ救急車が通り過ぎるとサイレンの音が変わるのか』(宝島社)がある。函館新聞に家庭でできる科学実験コラムを10年(週1回で500話達成)連載している。
理科教育実践ホームページ http://www.infosnow.ne.jp/~w_teru/konbu/