発売日 2010年08月28日(土)

週末は海にいます

著者名:渡良瀬一郎(著者)

¥1,600(税別)

ISBN:
978-4-7973-5989-3
サイズ:
四六 カラー+1色
ページ数:
372
付録・付属:
-

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著者紹介

著者・渡良瀬一郎

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  • 魚探しの釣りの話かと思ったら、自分探しのストーリー

    4.0
    q

     海釣りに行きたくてウズウズしながらこのタイトルを見れば、釣りの話にしか思えませんでしたが...(^_^; とある「美人」が東京から地方に移り住み、父と思わしき余命僅かな男性の病室に通うお話。 非常に読みやすい文体でサラサラと一気に読んでしまいます。途中にちょっとずつ差し込まれている写真も、「訳ありな週末の海」を思わせるような...(イマイチな表現)...良い感じの写真です。 「オンライン小説」と帯に書いてありますが、私にはどうでも良いこと。特別な知識を得るものでもないので、結果として面白いかつまらないか、本来、評価するならそれしか無いと思います。 しかし、この本、文体のサラサラ感に惹かれています。一文が短く、次々と読み進みます。さっきから誰かの書き方に似ていると思っているのですが、思い出せずにいます。 読みながら、「人生色々なことがあるのは、私だけじゃないんだな」って感じましょう。 しかし、「週末は海にいます」って、いつか言って見たいですね。

  • 5.0
    楊威利

    純文学風の主題と探偵小説のようなサイドストーリー(私はこの本の出だしが好きなのでそう思ってしまっています)という、ちょっと異質な物語の配合の妙。ありえないセッティング、あまりにもご都合主義なエンディング、という印象もあるですけど、自然主義文学の盛衰を見るまでもなく、登場人物に本当にリアルに語らせるためには、多少の非常識も時には必要。視点を変えて同じ物語を別の角度で描く、という野心的な試みも面白い。ただ相当に読み手を選ぶ小説のようで、私は残念ながらあまり選ばれていなかったようですが、選ばれるべく食らいついて何度か読み直し、どうにかここまで書けるようになった次第です(ひょっとするとvineプログラムにご招待いただいて以来、一番の難物を選ばせていただいたかもです。スミマセン)。謎めいてインプレッシブなタイトルもさることながら、章ごとに添えられたシンプルにして意味深な表題など、言葉のセンスもなかなかです。逆説めいた言い方になりますが、この著者のような年代の人が初めて何かを世に問おうと思ったら、そりゃあさすがにベタでストレートな物語は書けないでしょう。そういう微妙に屈折した部分を受け容れられるかどうかで星の数が五つか一つになる。そういう作品です、多分。

  • 間に挿入される写真もイイね!!

    4.0
    オレンジシェード

    主人公2人の視点から描き、最後に重ね合わせるのは、よくあるパターン。今作は、その重ね合わせ前の秘密をすべて明かしているようで明かしていない、読者に一部、考えを委ねさせるところが良かった。間に挿入される写真も、想像を掻き立てる材料のヒトツとして機能。映像化された作品も観てみたくなりました。読みやすく、入り込みやすいので、一気に読めますよ♪

すべての18レビューを表示

  • tokotoko

    美人だが生い立ちに深い事情を抱える美紀。現在は辺鄙な町でコンビニの店員をしながら、週末はある病室で患者を見舞う日々。しかし、東京には結婚式の目前でキャンセルを申し出た健介を残してきていた。読むほどに謎が解けていく。そして、時折美しい海の写真が出てきて、物語を盛り上げてくれる。そのせいか、情景描写が少ないが、十分な映像をイメージできて、ドラマか映画をみたような気持ちになった。初めての作家さんですが、オンライン小説サイトの優秀賞だそうです。シンプルな文体で、とても読みやすかったです。さわやか~な読後感です。 続きを読む

  • けろ吉。

    タイトルに惹かれて読みました。なんだか切ない話だったけど、ラストはうまくいって良かった。当たり前のように助けてくれる友達がいるのって、いいな。 海のそばに住んでみたくなりました。 続きを読む

  • mimi

    なんとなく気になって読んでみたら、予想外に(失礼だな^^;)よかった。文章の感じとか。合間にある写真も素適だし、ラストの終わり方も好きですね。自分探しがどうのって帯には書いてあったけど、そんな印象は薄くて、結構さわやかなストーリーでした。結婚式を投げ出してあったこともない父に会いに行くとか、ちょっとありえないような感じもしますが、まぁ小説だし、ありでしょう。 続きを読む

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