発売日 2017年09月06日(水)

ニュースの”なぜ?”は世界史に学べ 2
日本人が知らない 101の疑問

著者名:茂木 誠(著者)

¥820(税別)

ISBN:
978-4-7973-9165-7
サイズ:
新書/1色
ページ数:
256
付録・付属:
-

購入する

全国の書店、または以下のネット書店よりご購入ください。

※書店によって在庫の無い場合、お取扱いの無い場合があります。予めご了承ください。
※各ネット書店での詳しいご購入方法は、各サイトにてご確認ください。

紙版を購入

電子版を購入

著者紹介

著者・茂木 誠

茂木 誠(もぎ まこと)
東京都出身。駿台予備学校世界史科講師。
首都圏各校で「東大世界史」「難関国立大世界史」等の国公立系の講座を主に担当。iPadを駆使した独自の視覚的授業が支持を集めている。
著書に世界史の参考書・問題集のほか、一般書として『経済は世界史から学べ!』(ダイヤモンド社)、『世界のしくみが見える世界史講義』(ヒカルランド)、『図説 世界史でわかる経済問題』(監修・宝島社)、『世界史で学べ!地政学』(祥伝社)、『世界史を動かした思想家たちの格闘』(大和書房)など多数。「久米書店」「報道2001」などTV出演も。

サポート情報

サポート情報はありません。ご不明な点がございましたら、こちらからお問い合わせください。

Twitter

Unable to load Tweets

  • 歴史という高見から。

    5.0

    トランプ大統領はなぜ勝利し、ウォール街と対立するアメリカ・ファーストを掲げることが出来るのか。このような素朴な疑問の数々に明解且つストンと落ちるな答えがある。先ず、リベラルの常としてアメリカ民主党が綺麗事のグローバリズムを主張するのは解るが何故、ウォール街と協調出来るのかの理由が良く解からなかった。そして、著者の説明で初めて、腑に落ちた。それは、南北戦争に敗れた民主党が解党的危機に見舞われる。保護貿易により南部の綿花産業は衰退し、「地主を守る政党」の看板では選挙資金も集まらなくなった。そこで、「移民労働者の政党」という新しい看板を掲げたのであった。19世紀半ば以降、欧州系移民が東海岸に、中国人が西海岸へ流入した。これが、英語を話すプロテスタントのワスプ=草の根保守に対する民主党最大の票田となったのである。民主党は、移民の受け入れ促進をしたが草の根保守を不安にさせた。かって、民主党支持であった中西部の農民は、共和党支持に鞍替えした。KKKも勢力が拡大した。ユダヤ系金融資本もアメリカに新天地を求めた。国境を越えたネットワークを持つ彼らはアムステルダム、ロンドン、ニューヨークと活動拠点を移していっている。彼等は自らの手で中央銀行を設立し、ドルの発行権を握ることを条件に次の大統領選挙で民主党のウィルソンを支持することを同意した。第二次世界大戦及び冷戦は、アメリカに巨大な軍需産業を出現させた。ベトナム戦争もジョンソン民主党政権でありその利権構造の上にある。前任者ケネディの死もその構造と深く関わっているようだ。クリントン政権下、ゴールドマン・サックスのロバート・ルービンは、財務長官となった。ロシア財政破綻では、IMFの緊急融資条件として経済自由化を迫りその結果、石油・ガスなどの国有財産の多くが二束三文で新興財閥に払い下げられた。中国も改革開放に応じた。90年代、米・ロ・中がウォール街のコントロール下に置かれた。その結果、一握りの国際金融資本が富を独占し、賃金は上がらず貧富の差が拡大していった。2000年代、グローバリズムの揺り戻しがナショナリズムの復権という形で噴出した。その先頭を走ったのがロシアのプーチン大統領であった。次に、欧州が難民の大量流入に対する反動からイギリスがEUからの離脱を決定した。そして、アメリカではトランプ大統領が誕生した。ウォール街は、コントロール不能なトランプ大統領潰しに躍起になっている。傘下の大手メディアもパッシングの集中攻撃をかけている。だが、誰もがネットという情報基盤があり発信可能となった今、トランプ大統領は、ツイッターという武器を手にし情報操作を繰り返すメディアに対しては、「フェイクニュース」と痛罵するため大衆は、溜飲を下げている。以上は、ほんの一部であるが歴史の「なぜ」の総ざらいでその中身の濃い且つ質の高さに驚く。

  • 外交問題の基礎知識を網羅

    4.0
    竜馬が行く

    現在の外交問題を学ぶための基礎として良書であると思う。地域的にもアメリカ、ロシア、中国、北朝鮮、トルコ、イギリス、ドイツ、などバランスよく網羅されている。各地域、国の分析も陰謀論的なものなく、思想的な偏った意見はなく、過去にこうであり、その結果、こう考えがちという事実を元にした意見はおおむね賛同できた。

  • 発刊一年経ってもなかなか面白い。

    4.0
    Snark

    発刊一年以上経ってセールになっていたのを買って読んでみたけれどなかなか。さすがに情報はすでに古くなっているところがいくつかあるけれど、作者の執筆時の予測と現在の状況を照らし合わせるのもまた面白い。首をかしげる見解も若干はあるけれども、総じて説明は分かりやすく、過去からニュースで伝えられる状況に至る歴史の流れを掴む面白さを得られると思う。

すべての33つのレビューを表示

  • 岡本

    地政学を中心に世界のニュースを分かりやすく解説した一冊。こういう本では池上さんが有名だが、違う著者のものを読んでみるというのも異なる意見が見えて良い。強いリーダーが増え続ける昨今、果たしてどう進んでいくのか。広く注目せねば。 続きを読む

  • kinkin

    普段テレビや新聞で報じられたことをそのまま受け取っていることが自分自身とても多いことを感じた。アメリカのトランプ政権のこと、保守とリベラルについて、安倍政権、EUのこと。ロシアのブーチン、シリア情勢他北朝鮮のことなど。世界の問題というのはいろんなことが複雑に絡み合っていることを知る。前作は読んでいないので気になる。 続きを読む

  • James Hayashi

    中国、韓国、米国と南北朝鮮の統一を望んでいる人間がほとんどいないことが見通せる。期待しているのは北朝鮮の一部のみ。日本にとっても歓迎できない。その他はアメリカの政治と外交、EUについてなど。予備校の世界史の講師というが、国際政治学者とも言える著者。ちょうど1年前の発刊なので旬な話題が多く役に立った。国際関係の基礎が見え、シリーズの1も読みたくなった。 続きを読む

すべてのレビューを読む

関連著者・監修者 商品

同じジャンルの商品