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勢力マップで学ぶ世界史

祝田秀全:監修

今も世界中で起こる領土争いの数々…人類はなぜ土地を求めて争いを繰り返すのでしょうか?
それを知るためには、その土地の歴史――すなわち世界史を紐解くことが必要です。

世界の大陸にある国々は、日本のような島国と異なり、、さまざまな民族が入り混じり
土地を奪い合ってきた侵略と抵抗の歴史に彩られています。
それはさながら、日本では戦国武将たちが領土を奪い合っていた戦国時代が
常に続いてきたようなもの。

本書は、ある地域、ある時代にどのような勢力がいて、なぜ争い、その結果どうなったか?を68のテーマに分け
その変遷を見ていくことで世界史の大きな流れをつかむものです。

戦略シミュレーションゲームのような勢力MAPイラストを眺めているだけで
世界史をよく知らない人でも流れがつかめる、まったく新しい歴史読本になります。

<目次>

第1章 古代―帝国が世界史に出現する
アッシリア帝国のオリエント統一
アケメネス朝のオリエント征服
マラトンの戦いとサラミスの海戦
カイロネイアの戦い
五賢帝時代
秦の中国統一
ほか

第2章 中世―東西世界が衝突と交流を展開する
ゲルマン人の移動と建国
ビザンツ帝国の国際政治
分裂するイスラーム帝国
ノルマン人の移動と建国
十字軍派遣の時代
オスマン帝国の成立
ほか

第3章 近世―グローバリゼーションがもたらす世界史
英仏百年戦争
ビザンツ帝国の滅亡とロシアの台頭
大航海時代と世界の一体化
ヨーロッパ宗教改革と新世界、アジア
スペイン継承戦争の勝者は誰か
18世紀大西洋三角貿易とイギリス産業革命の進展
ほか

第4章 近代― 欧米世界とアジアのつながり
アメリカ独立革命とヨーロッパ
フランス革命とナポレオンの時代
ウィーン体制の成立とイギリス
アヘン戦争とアロー戦争
ドイツの統一とビスマルク政治
フロンティアの消滅と米西戦争
ほか

第5章 現代―20世紀の世界とその先
ファショダ事件とボーア戦争
第一次世界大戦とヴェルサイユ条約
世界恐慌のはじまり
第二次世界大戦と連合国の成立
ヤルタ会談と冷戦のはじまり
ベルリンの壁とソ連の崩壊
ほか

定価:1,100円(本体1,000円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2019年11月6日(水)
  • ISBN:978-4-8156-0253-6
  • サイズ:新書
  • ページ数:192
  • 付録:-

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著者紹介

監修・祝田秀全

東京出身。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所研究員を経て、現在、代々木ゼミナールの世界史講師となる。現在北予備東京校で東大世界史を担当。主な著書に『エリア別だから流れがつかめる世界史』(朝日新聞出版)、『東大生が身につけている教養としての世界史』((河出書房新社)、『銀の世界史』(筑摩書房)、『歴史が面白くなる東大のディープな世界史1・2』(中経出版KADOKAWA)、『2時間でおさらいできる 世界史』、『2時間でおさらいできる 世界史』(ともに大和書房)、など多数。

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