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エリザベス:ゴールデン・エイジ

ターシャ・アレグザンダー:著者 / 野口 百合子:訳

世界中で大ヒットした「エリザベス」から9年、遂に続編が完成。生涯独身を貫いたエリザベス1世と探検家ローリー卿との恋愛、スコットランド女王メアリーとの確執などエリザベスの波瀾万丈の人生を描く。
前作「エリザベス」では、若きエリザベスが女王になるまでの波瀾のドラマが描かれ、鮮烈な印象を残しました。その続編映画である「エリザベス ゴールデン・エイジ」で主役を演じるのは、前作と同じオスカー女優のケイト・ブランシェット。エリザベス一世支配下のイングランドに、スペインの王フェリペ二世率いる無敵艦隊が挑みます。その一方、探検家ローリー卿との恋愛やお気に入りの侍女ベスとローリーの三角関係など、本作でもエリザベスの意外な内面がうかがえます。映画には登場しませんが、ノヴェライゼーションでの読みどころのひとつは、前作でエリザベスの恋人だったロバート・ダドリーとのやりとりが描かれることでしょう。エリザベスをたびたび失望してきたロバートですが、今回はスペインとの戦いでイングランド軍の指揮をとり、エリザベスの期待にこたえます。二人の関係には悲しい結末が待っていますが、長い歳月を経た後の深い絆が胸を打ちます。映画をご覧になった後で本書を読まれると、歴史背景や人間模様がいっそう理解できるでしょう。

定価:715円(本体650円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2008年1月18日(金)
  • ISBN:978-4-7973-4210-9
  • サイズ:文庫
  • ページ数:352
  • 付録:-

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