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誰かに教えたくなる道路のはなし

浅井建爾:著者 / 株式会社ジー・ビー:編集

古来より、人や物資の移動のみならず、文化の伝達路として非常に重要な役割を果たしてきた「道路」。私たち現代人にとってもその重要性には変わりなく、「道路」なくして社会生活は成り立ちません。

そんな身近で大切なものですが、私たちは日々の生活において、「道路」そのものを意識することはほとんどありません。でも、実は「道路」には知られざる裏話やオモシロ雑学がたくさんあるのです。

本書は、古墳時代から現代にいたるまでの「道路」の歴史や技術の進歩、にわかには信じられない衝撃の事実など、道路や交通に関するトリビアを一堂に集めました。本書で「道路」の知見を深めれば、いつもの散歩やドライブがもっともっと楽しくなるはずです。

定価:1,100円(本体1,000円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2018年12月6日(木)
  • ISBN:978-4-7973-9801-4
  • サイズ:新書/フルカラー
  • ページ数:192
  • 付録:-
誰かに話したくなる道路雑学が満載

日本で初めてできた高速道路は名神高速道路。1963年に兵庫県尼崎市-滋賀県栗東町(現栗東市)間に敷設された。2年後の1965年に愛知県小牧市と兵庫県西宮市までの全線開通。

写真と図版で面白さ倍増!

青森県の津軽半島最北端の竜飛崎の近くには、「階段国道」と呼ばれる珍しい国道があります。国道339号の一部区間で全長338m、70mの標高差を362段の階段で結んでいます。

教養が深まる道路の歴史秘話

七道駅路とは、古代律令制下における畿内と諸国を結ぶ7本の幹線道のこと。これは畿内から諸国に通じる幹線道の名称であるとともに、諸国の地域名にもなっていました。

お役立ち情報も?車間距離の取り方

一般道路では白線が5m、白線と白線の間隔も5mで、両方を合わせて10mになる。車間距離を40m取りたい場合には、前の車が5つ先の白線にかかるくらいの距離を保てば良いことになります。

日本各地にある「海上国道」とは?

国道は陸地を走る路線ばかりとは限りません。海の上にも国道の路線があります。俗にいう「海上国道」です。上の図は、本州と北海道を結ぶ海上国道の路線です。

大人気の図柄入りナンバープレート

地域振興や観光振興を促進させるために導入された「図柄入りナンバープレート」。各地で導入されている、面白くて可愛らしいナンバープレートを一挙に紹介!

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著者紹介

浅井建爾(あさい けんじ)

地理・地図研究家。日本地図学会会員。青年時代に自転車で全国を旅行して以来、地図、地名、鉄道など「地理」を題材にした著作活動を続ける。著書に『駅名・地名 不一致の事典』『難読・誤読駅名の事典』『平成の大合併 県別市町村名事典』(以上、東京堂出版)、『ほんとうは怖い 京都の地名散歩』(PHP研究所)、『知らなかった!驚いた!日本全国「県境」の謎」(実業之日本社)、『日本の道路がわかる事典』(日本実業出版社)、『日本全国「駅名」地図帳』『50歳からの「青春18きっぷ」の旅』(以上、成美堂出版)など多数。

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