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神社から読み解く信仰の日本史

島田 裕巳:著者 / 川島健太郎:イラスト

伊勢神宮や出雲大社など日本には数々の名社と呼ばれる神社がありますがそれら神社のことをどれだけ知っているでしょうか?
神社の由来や創建、祀られている神様はなんとなくわかっても、それは点にすぎません。
本書では、その神社が当時の日本人にとってどのような存在であったか、あるいは当時の歴史の中でどのように生まれ、位置づけられたのかを
豊富な写真とイラストを用いて紹介します。
点に過ぎなかった神社の知識を、日本史の流れの中で理解することで
これまでなんとなくしていた参拝が、もっと奥深いものなっていくことでしょう。

定価:1,100円(本体1,000円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2019年4月6日(土)
  • ISBN:978-4-8156-0134-8
  • サイズ:新書
  • ページ数:192
  • 付録:-
主要14社の境内をイラスト図解

出雲大社や伊勢神宮など取り上げる神社のうち重要な神社の境内を詳細解説。いまの境内に残る痕跡を、当時の世の中の動きと絡めて解説し、理解を深めます。

古代~現代まで掲載神社は144社!

信仰の始まりである自然物崇拝の時代から私たちが生きる現代まで、日本全国に点在する144の名社に触れ、日本人の神社信仰の歩みを辿ります。

縦軸で理解する日本の神社

本書は単に有名神社を紹介した本ではなく、各神社がどのように生まれ、当時どのような位置づけであったのかを日本の歴史に沿って、美麗写真とともに、学べる構成になっています。

鳥居や建築様式も徹底解剖

コラムでは、神社の建築様式や鳥居の違い、狛犬と神使など、神社の境内でよく見るけれど、実はよくわかっていないものについても詳しく解説します。

よくわかる引き出し解説

本書では、写真と説明文だけで完結せず、わかりにくいものについて、引き出し線でプラスアルファの解説を加え、写っているものについての情報量を増やしました。

本書を概観できる付録も充実!

巻末付録として、登場する144社の所在地を日本地図で示した掲載神社MAP、同じ年に何が起こっていたかがわかる日本史×神道史対照表、掲載神社索引を収録しました。

著者紹介

島田裕巳
1953年東京生まれ。東京大学文学部宗教学宗教史学専修課程卒業、東京大学大学院人文科学研究課博士課程修了。放送教育開発センター助教授、日本女子大学教授、東京大学先端科学技術研究センター特任研究員を歴任。著書に『神社崩壊』(POS595)(ちくま新書)、『一生に一度は行きたい日本の神社100選』(POS279)(宝島社・TJMOOK)、『日本の10大新宗教』(POS13397)、『なぜ八幡神社が日本でいちばん多いのか』(POS5412)(以上、幻冬舎新書)など多数。

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