エンジニアの不審な死、インチキ・レースの疑惑。NASCARをめぐって大規模な不正が行なわれている？ 真相を探りだすため、あたしとフッカーはライバル・チームの輸送トラックを盗みだすが、トラックのなかから、チーム・オーナーの全裸死体が！ あたしたちは死体と一緒に果てのない旅に踏みだすことに……絶体絶命の窮地、ロマンスも絶不調のバーニーがエンジニアの意地をかけて勝負を挑む、シリーズ第２弾。

■著者紹介
ジャネット・イヴァノヴィッチ　Janet Evanovich
別名義でロマンス小説を多数発表して高い評価を受けていたが、1994年、ステファニー・プラム・シリーズ第１作『私が愛したリボルバー』で英国推理作家協会賞最優秀処女長編賞を受賞。同シリーズは現在14作まで書かれ、バーニー・シリーズとともに全米ベストセラー・リストをにぎわせている。本書は『あたしはメトロガール』（ソフトバンク文庫）に続く、バーニー・シリーズ第２弾にあたる。